「時速500キロに一番乗り!?」ブガッティ「シロン・スーパースポーツ」の4億円オーバーの価値とは
ついに1600馬力になったエンジンのヒミツ
搭載されるエンジンは、100psをパワーアップした1600ps仕様の8リッターW型16気筒+4ターボ。組み合わせられるトランスミッションは7速DCTで、最大トルクの1600Nmは2250−7000rpmで出力させることができる。
このパワーの増加を達成するために、エンジニアは多くのコンポーネントを再設計。強化型のピストンや、より強力な圧力制御スプリングを得たオイルポンプなどはその代表的な例だ。これらによってエンジン内部の構成部品には、より高い圧力で多くのオイルを供給することが可能になった。
●パワーアップのためにターボも大型化
さらにブガッティはチェーンテンショナーのベアリングボルトのサイズ変更に伴って、シリンダーヘッドも改良。4基のターボもコンプレッサーサイズが74mmから77mmへと拡大。タービンホイールの直径も64.4mmから67.2mmに変更されている。
7速DCTにも新しいギア比が採用された。気になるのは6速から7速へのシフトアップポイントだが、これはブガッティの発表によれば403km/hとのこと。
0−200km/hを5.8秒で加速し、さらに0−300km/hでも12.1秒しか必要としない新型シロン・スーパースポーツ。タイヤはミシュランによって供給されるパイロット・スポーツ・カップ2だが、出荷前にすべてのタイヤがX線検査を受け、不良がないかどうかが確認されるという。
ホイールは新デザインのアルミニウム製。フロントに20インチ、リアに21インチを採用するが、これは標準のシロン用よりも1セットあたり4kgも軽量なものとなる。またオプションではマグネシウム製ホイールの設定もあり、こちらは同様の比較で16kgの軽量化が可能になるということだ。
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さらなる進化を果たしたシロン・スーパースポーツの最初のデリバリーは2022年初頭に予定されており、注目の価格は320万ユーロ(邦貨換算約4億1000万円)。そしてブガッティは必ずや、この新型シロン・スーパースポーツを用いて、最高速テストに臨むことは間違いない。前作ですでに500km/hの壁を目前としていただけに、それを超える日を待とうではないか。
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