豪華すぎる「Gクラス」ピックアップ誕生! ブラバスが手掛けた本格オフローダーは超ラグジュアリー仕様だ
「Gクラス」にピックアップが誕生!?
ドイツでは、すでに独立した自動車メーカーとして認められる存在となったブラバス。その創始者であるボード・ブッシュマンがブラバス社を設立したのは1977年である。
それから現在に至るまでの約40年以上の歴史の中では、実にさまざまな高性能モデルがボットロップの本社工場から誕生しているが、その象徴的な存在といえるのは、やはりメルセデス・ベンツをベースとしたブラックのエクステリアカラーを持つモデル達であろう。

ブラバスの最新作「800アドベンチャーXLPスーパーブラック」は、そのDNAを受け継ぐかのように、エクステリアやインテリアのいずれにもカンパニーカラーともいえるブラックでまとめられている。
●ブラバスが独自設計したピックアップ「Gクラス」
メルセデスAMG「G63」をベースとした「800アドベンチャーXLPスーパーブラック」とネーミングされたオフロードピックアップでまず注目したいのは、それがキャビンの後席部分を廃してピックアップとしたのではなく、きちんとリアに3人乗り用のシートを残したままで、つまりGクラスがそもそも持つキャビンの機能性をそのままに、さらに後方にピックアップを装備していることだ。
ブラバスのエンジニアはそのために、最先端の設計及び構築ソフトウェアを採用し、広範囲な計算、シミュレーション、およびテストによってラダーフレームの新しいモジュールを作成。
後輪用のサスペンションマウントをさらに後方に配置するために、ホイールベースはノーマルのそれと比較して500mmも長い設定となった。それでもねじり剛性はオリジナルのGクラスとまったく変わらないという。
ホイールベースの延長と同時に、ブラバスは「800アドベンチャーXLPスーパーブラック」では、さらに最低地上高を稼ぐことでオフロード性能を高めることにも焦点を当てている。
この目的のためにブラバスはポータルアクスル、すなわち各タイヤのハブ側に装備されたリダクションギアによって車高アップを可能とするシステムを備えた専用サスペンションを採用。
そこで、フロントでは独立懸架式のサスペンション、またリアではベース車両と同様にリジッドアクスルがそのまま継承されているが、高強度アルミニウムから製造されたポータルアクスルセットアップ用の多数の部品を再設計する必要があった。
これらの新たな設計を採用し、22インチ径のピレリ製「スコーピオンATRオールテレイン」タイヤを組み合わせた結果、得られた最低地上高は490mm。これはかつてメルセデスAMGが生み出した「G63 6×6」などよりさらに大きな数字となる。車高はチタンメッキを使用したライドコントロール・コイルオーバーサスペンションで、コックピットからのスイッチ操作で設定を変更することもできる。
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