故・石原裕次郎の愛車メルセデス・ベンツ「300SL」の価格急騰中! どうしてガルウイングドアを採用したのか?
わずか2台のみの貴重なボディカラーとは
300SLクーペには10タイプのボディカラーが設定されていたが、1955年式で出品車のダークグレーに仕上げられたモデルはわずかに2台が存在するのみという。
またエリック・ル・モワンヌ氏の著書、「メルセデス・ベンツ300SLクーペ・ガルウイング・レジスター」によれば、それにこの赤と緑の格子柄クロスのシートを組み合わせたモデルは唯一の例であるとされている。

●予想よりも高額で落札された「300SL」
1955年4月26日にデリバリーされたこの個体は、メルセデス・ベンツのファクトリー・データカードによると、アメリカ仕様で生産されニューヨーク経由でオハイオ州クリーブランドに在住するファースト・オーナーに売却。
その後1971年、1987年、1992年、2001年とオーナーは変わるが、2014年にこのモデルを入手したオーナーは、それをフルレストアすることを決断。
今回同時に出品された膨大なレストアの請求書が証明しているように、作業はカリフォルニア州の300SLスペシャリスト、デビッド・グラントの手によっておこなわれ、ボディワークを始めとして、エンジンや4速のトランスミッション、インテリアではオリジナルのフォーン色のビニール素材を高品質のレザー素材に変更したほか、新たに製作されたレッド&グリーン・タータンのシート、レザーと色調を合せた正しいラゲッジ・セットなども装備されることになった。
ちなみにRMサザビーズが、事前に予想していた落札価格は、145万−165万ドル(邦貨換算約1億6660万−1億8950万円)。フルレストア済みで特徴的な内外観のカラーを持つことなどが評価され、落札価格は171万ドル(約1億9640万円)にまで跳ね上がった。
メルセデス・ベンツは、比較的値動きが安定しているというイメージがある。しかもそれが300SLクーペとなれば、高値安定の傾向はこれからも間違いなく続くだろう。
page
- 1
- 2
VAGUEからのオススメ
ポータブル電源が都心で過ごす夜を変える──Jackeryがかなえる“オフグリッド”なスポーツ観戦【PR】