「ノスタルジック2デイズ」で見つけた心に残るカッコいいクルマBEST3! 世界でもっとも有名な「カウンタック」とは
出展の多かったランボルギーニの中でも特別な「カウンタック」とは
今回はなぜかランボルギーニの出展が非常に多く、第1作にあたる「400GT2+2」や2台の「ミウラ」、「エスパーダ」も登場。さらに2021年生誕50周年を迎えた「カウンタック」も3台が登場した中、もっとも注目を集めたのは、世界でも有名なカウンタックのひとつである「ウルフ・カウンタック」こと「カウンタックLP500Sウォルター・ウルフ」であった。

●ランボルギーニ「カウンタック ウォルター・ウルフ」
カナダの石油王にして、かつてはF1チームのオーナーでもあった立志伝中の人物、ウォルター・ウルフ氏が、一時は企業買収さえ考えていたというランボルギーニ社に特別注文して、自分のために作らせた特別仕様のカウンタックの第1号車である。
製作された当時には、スーパーカーブーム真っ只中のわが国だけでなく、世界中のメディアでも大々的に紹介された。当時の子供たちのアイドルとなったほか、日本の名門模型メーカー、タミヤがプラモデルを販売して大人気を博した。
さらには1979年に公開された映画『蘇る金狼』に、松田優作が演ずる主人公の愛車として出演。圧倒的な存在感をアピールしたのも、ファンの間では有名な逸話だろう。
「ノスタルジックヒーロー/ハチマルヒーロー」および「ノスタルジックスピード」の表紙を飾ったクルマたちによって構成される「表紙車両」特別展で、メインステージ脇の特等席に置かれた「ウルフ・カウンタック」は、実はこのイベントへの参加は2回目。でも、やはり今年も最高のスーパースターの一角を占めていたのは、間違いないと思うのである。
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