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「アヴェンタドール」が宇宙へ!? ランボルギーニが月から帰還したカーボンで作った5個限定のオブジェとNFTとは

限定5個というランボルギーニのスペース・キーとは?

 ランボルギーニはカーボンファイバー強化樹脂(CFRP)の活用において、世界で屈指の自動車メーカーである。CFRPの民生利用が始まった1980年代初め、F1への採用を皮切りに研究プロジェクトを立ち上げており、今ではCFRPの研究・開発から生産まで一貫して自社工場内でおこなう唯一の自動車メーカーでもある。

ランボルギーニ・スペース・キーの中央には、購入したNFTアートへアクセスできるQRコードが埋め込まれている(C)Automobili Lamborghini
ランボルギーニ・スペース・キーの中央には、購入したNFTアートへアクセスできるQRコードが埋め込まれている(C)Automobili Lamborghini

 そんなランボルギーニでは毎年、不要となるCFRPが年間20トン以上発生しているという。CFRPを種別ごとに分けてから熱処理したうえで、ウェットカーボンとして再利用することを研究している。また、医療用素材としての活用もできないか、アメリカのヒューストン・メソジスト研究所と共同研究をおこなっている。

●月から帰還したCFRP

 その一環として、ランボルギーニが生産した5種類のCFRPが、2019年に国際宇宙ステーションへ持ち込まれた。6か月に及ぶ“宇宙滞在”中、宇宙空間における激しい温度変化や、放射線照射(紫外線や磁力線を含む)、真空、原子状酸素への露出に耐えられるかどうかが評価された。

 そして、地球へ“帰還”した被験CFRPが、ランボルギーニ・スペース・キーのオブジェに用いられたのだ。オブジェの表面には材質、重量、テスト社、テスト場所、NFTの番号、アーティスト名、制作日、シリアル番号が刻印されるようだ。

 材質には「3Dプリントされたカーボンファイバー」と記されていることから、ランボルギーニ社が取り組んでいるCFRPのリサイクル素材を用いたものだと推測できる。また、NFTの肝であるデジタルアート作品は、カーボンファイバー片にプリントされたQRコードを使って閲覧できるという。

 SNSでのチラ見せを続け限定5個であることを謳うなど、見込み購入者のワクワク感を煽っている。

 少し気になったのだが、国際宇宙ステーション滞在は2019年だった、とランボルギーニのプレスリリースには記載されているところ。ランボルギーニ・スペース・キーに「2020年」と刻印されているのは、あくまでもイメージ画像だからか?

Gallery 【画像】ランボルギーニNFTとスペース・キーを見る(14枚)
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