ソロキャンプの必需品!何かと使い勝手のいい「ミニテーブル」を厳選してみた!
ミニテーブルがあれば火器や鍋が安定する
テーブルなしのキャンプでもいいが、キャンプサイトは必ずしもフラットな地面ばかりではない。微妙なデコボコに気づかず、ストーブに点火すると大変だ。そこで手に入れたいのが持ち運びやすくて、どこででもフラットな面を作れるミニテーブル。
高さ10cm程度なら地面に直接座るグラウンドスタイルにちょうどよく、ローチェアに座ったときにはサイドテーブルとして活躍する。耐熱性のある天板であれば、メインのテーブルに載せて調理スペースにしたり、熱々鍋のちょい置きスペースにしたりという手も見逃せない。もちろん、天板が小さくたって並べて50cm四方にすればメインテーブルとして十分機能する。
各社からいろいろなミニテーブルが発売されているが、サイズと素材はもちろん、組み立てのしやすさ、がたつきのない安定感なども確認して選びたい。
わずか233gでバックパックにもスッと入る「Alu Table/Fire」
面倒な組み立ては不要。バックパックから取り出したらサッと足を広げるだけで準備完了だ。重量はわずか233gでキャンプはもちろん、登山やカヌー、釣りなどアクティビティにも持っていきやすい。また、2台並べれば約30×37cmの天板となり、これならソロキャンには十分だ。
より軽量な「Alu Table/light」(4950円、173g)もあるが、こちらは天板がアルポリックという樹脂製で火器使用はできない。調理にも使える「Alu Table/Fire」のほうが1台でいろいろ使えて便利。サイズ自体は同じなので「Alu Table/Fire」と「Alu Table/light」を並べるという手もある。
●製品仕様
■Alu Table Fire
・価格(消費税込):5940円
・サイズ:29.5×18.6×H9.3cm
・収納サイズ:29.5×18.6×H1.3cm
・重量:233g
・素材:アルミニウム
「MOONLANDER TABLE」なら高さを変えてチェア利用も可能に
NEMOの「MOONLANDER TABLE」は開くだけで脚が飛び出し、高さ10cmのテーブルになるユニークな機構が自慢。48×37cmという広い天板なのでソロはもちろん、デュオキャンプにも対応可能だ。
テーブルの脚は幅が広く安定感もある。それに不意に触れてテーブルが動いたとしても勝手に脚が畳まれるようなこともない。
じつは天板裏には延長用の脚が収納されており、幅広の脚に延長用脚を軽くねじ込むだけでローチェアに座ったときに手を伸ばしやすい高さ40cmになる。
ねじ込み式のテーブル脚はとかくグリグリねじ込むので組み立てのたびに面倒だと感じるものだが、「MOONLANDER TABLE」の場合は独特の形状のメタルパーツを使用しており、半回転ひねるだけで確実にロックする。これなら高さを変えるのも億劫じゃない。
●製品仕様
■NEMO「MOONLANDER TABLE」
・価格(消費税込):1万9800円
・サイズ:48×37×H10/40cm
・収納サイズ:37.3×23.9×H3.4cm
・重量:2.06kg
・素材:ヒートスタビライズドナイロン、アルミ/カーボン補強ナイロン
ST-310ユーザー待望のミニキッチンテーブル「ミニマルワークトップ」
カセットボンベを装着してだれもが簡単に、パワフルな炎を得られるシングルバーナー「レギュレーターストーブ ST-310」は、ソロからファミリーまで幅広いキャンパーに支持されている名作だ。
安定感の高さも魅力だが、燃料缶を下に直結するバーナーに比べて場所をとることに悩むキャンパーは多く、なんとかして燃料の上をいかそうと試行錯誤していたわけだが、2021年、ついに純正テーブル「ミニマルワークトップ」が登場した。
他社製の汎用五徳付きテーブルに比べ、専用設計のため熱が燃料缶へ伝わりにくいなどより安全に使える。メインテーブルに載せて広々使うほか、地面に置いてミニキッチンテーブルにできるなど使い方はそれぞれ。
●製品仕様
■SOTO「ミニマルワークトップ」
・価格(消費税込):5940円
・サイズ:37.6×15.3×H9.5cm
・収納サイズ:30×15.3×H3.3cm
・重量:約600g
・素材:アルミニウム(トップボード、スタンド)、ステンレス(トッププレート、スタンド)