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700馬力の5.2リッターV8搭載! 史上最強ピックアップ フォード「F−150ラプターR」米国登場

マスタング「シェルビーGT500」と同じエンジンを搭載

 米国フォードは2022年7月18日、2023年型フォード「F−150 Raptor R(F−150ラプターR)」を北米で発表しました。

フォード「F−150ラプターR」
フォード「F−150ラプターR」

 F−150は米国市場ではベストセラーとなっているピックアップトラックです。1948年に「F−1」「F−2」「F−3」「F−4」を発売。数字が大きくなるとボディサイズも大きくなる形で、「F−8」まで8種類のFシリーズが作られました。その後1953年に2代目が登場、以降70年にわたり生産され続け、現行型F−150は2020年6月にフルモデルチェンジを果たした14代目となります。

 今回登場したF−150ラプターRは、従来型の「F−150ラプター」が搭載している456馬力の3.5リッターV型6気筒エンジンから変更、フォード・パフォーマンスが手掛ける700馬力・868Nmという怒涛の出力を備えた5.2リッターV型8気筒スーパーチャージャーを搭載します。このエンジンはマスタング「シェルビーGT500」に搭載されるエンジンと同等です。

 トランスミッションは10速セレクトシフト(10速AT)を組み合わせ、4輪を駆動します。

 ノーマル、スポーツ、クワイエット、バハの各モードを備えた、独自のデュアルエキゾーストシステムを採用。これによりドライバーが出力の制御をかんたんにおこなうことができます。これはマイモード機能で設定が可能です。

 またドライバーはステアリングやサスペンションなど複数のモード設定をカスタマイズし、ステアリングホイールにある「R」ボタンを押すだけでその設定を呼び出すことが可能です。

 エクステリアは独特なパワードームが目に付きます。またグリルやテールゲートには「R」バッジが光ります。

 インテリアも、ブラックで統一。標準採用された、ブラックレザーとアルカンターラのレカロシートは、オフロードでも身体をしっかりとホールドします。

 F−150ラプターRの注文はすでに開始されています。2022年後半にディアボーンにあるフォード工場で生産が開始されます。

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