タイヤの値段はなぜ違う? 同じメーカーで同じサイズでも価格がピンキリ? 間違えのないタイヤ選びのコツとは
燃料費の高騰が気になるなら「低燃費(エコ)タイヤ」を選びたい
このところ世界情勢が悪化して日本でも燃料代が上がっていますが、そんな背景から燃費を良くしたいというなら、転がり抵抗が小さなタイヤを選ぶといいでしょう。

価格の比較的安いスタンダードなエコタイヤは、ブリヂストンはエコピア、コンチネンタルはエココンタクト、ダンロップはエナセーブ、グッドイヤーはエフィシェントグリップエコ、ミシュランはエナジーセイバーとミシュラン史上最高の低燃費のeプライマシー、ピレリはチンチュラートP6、トーヨーはナノエナジー、ヨコハマはブルーアースが揃っています。
このようなエコタイヤには、ラベリング制度により転がり抵抗性能とウエットグリップ性能の2種類の等級(グレーディング)が表示してあるはずです。
転がり抵抗性能はAAA/AA/A/B/Cの5等級に分けられ、ウエットグリップ性能はa/b/c/dの4等級で示されます。
最上級はAAAとaの組み合わせ(AAA/a)ですが、これはなかなかありません。転がり抵抗がA以上、ウエットグリップはd以上なら基準をクリアしてエコタイヤ(低燃費タイヤ)として認められます。

なぜこのタイヤ・ラベリング制度が始まったのでしょうか。
トレッドゴムの特性で、転がり抵抗を小さくするとウエットグリップが悪くなるのが普通です。転がり抵抗が良いからと乗っていたら雨の日に滑って事故を起こしてしまえば本末転倒になります。
最近はゴムの中にシリカを入れることで転がり抵抗とウエットグリップの両方が良くなることがわかっているので、このラベリング制度で示されるようにふたつの性能の両立ができるようになりました。
じつは両方の性能を良くするのはコストがかかります。シリカの価格が高いだけでなく、シリカを大量に投入できるゴムを練る機械も、最新式のものだと高いそうです。
※ ※ ※
この話は別にしても、タイヤの技術はいまだに進歩を続けています。
だから同じメーカーの中で比べたら、最新のタイヤが最良のタイヤになるのです。同じブランドでもそのシリーズで新型が登場すると旧モデルは割安で購入できるようになることが多いです。それだけ新型が良いということです。
2022年はタイヤの値上げラッシュが始まっています。材料費の高騰は続いていますので、今後も値上げされていく可能性もあります。タイヤを替えるには、いまが良いタイミングだと思います。
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