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タイヤの値段はなぜ違う? 同じメーカーで同じサイズでも価格がピンキリ? 間違えのないタイヤ選びのコツとは

タイヤ選びのコツは「クルマをどのように使っているか」がポイント

 見た目には「黒くて丸いゴム」の商品ですが、タイヤはクルマの走る性能の大部分に関連しています。ドライグリップ、ウエットグリップ、耐ハイドロプレーン性能に関連する操縦性、安定性はもちろん、乗り心地、騒音という快適性にも大きな影響を与えます。

 転がり抵抗が小さければ燃費がよくなるし、摩耗度合いもタイヤによって違いがあります。

愛車に何を求めるのかでタイヤ選びは絞られる。グッドイヤーの最新スポーツタイヤ「イーグルF1アシメトリック」を装着したスバルBRZ
愛車に何を求めるのかでタイヤ選びは絞られる。グッドイヤーの最新スポーツタイヤ「イーグルF1アシメトリック」を装着したスバルBRZ

 だからタイヤ交換するときも、単に自分の愛車とサイズが合えば良い、というわけではないのです。クルマの特性とドライバーの運転スタイルに合わせてタイヤのブランドを選ぶことが必要です。

 そこで今回は間違いのないタイヤ選びの方法をお教えしましょう。

 まず最初に、クルマをどのように使っているか、どのようなことを期待しているか、ということがポイントになります。

 スポーツカーに乗っているとか、ワイディングロードをスポーティに走りたいという人には、いわゆる「スポーツタイヤ」が合うでしょう。タイヤメーカー各社のホームページを覗くと色々な種類のスポーツタイヤが出てきます。

 ブリヂストン(BS)はポテンザが有名です。ヨコハマ(YH)はアドバンスポーツ、ダンロップ(DL)はSPスポーツMAXX、トーヨー(TY)はプロクセス、ミシュラン(MI)はパイロットスポーツ、コンチネンタル(CO)はスポーツコンタクト、グッドイヤー(GY)はイーグルF1、ピレリ(PI)はP ZERO、ハンコック(HK)はヴェンタス、ネクセン(NX)はN FERA、と、どこのメーカーもスポーツタイヤは取り揃えています。

 乗っているクルマはちょっと高級でスポーティに走れるけれど、快適性を優先して乗り心地が良く、走行中も静かなタイヤが良いというなら、ブリヂストンのレグノ、ヨコハマはアドバンdB、ダンロップは静かなビューロと乗り心地のル・マン、ミシュランはプライマシー、グッドイヤーはイーグルLS、コンチネンタルはプレミアムコンタクト、ピレリはチンチュラートP7、などが挙げられます。

 ミニバンやSUVの販売台数が多くなっていますが、車高が高めでちょっと重量があるこれらのクルマに合わせたタイヤも用意しています。

 SUV用のサマータイヤとして、ブリヂストンはアレンザというブランドで「001」というスポーティなものと「LX100」という快適性重視の2種類を用意、コンチネンタルはウルトラコンタクト、グッドイヤーはイーグルF1とエフィシェントグリップの両ブランドにSUV向けのサイズを用意。

 ミシュランはSUV専用ではありませんが、パイロットスポーツとプライマシーの中にSUVにも対応したタイヤがラインナップされ、ピレリも同じように専用はありませんがP ZEROでカバー、トーヨーはミニバン専用でトランパス、SUV用にプロクセスを用意しています。

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こもだきよし
こもだきよし
モータージャーナリスト
日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会長(2016年〜) 1950年 神奈川県川崎市生まれ 自動車レース、タイヤテストドライバーの経験を経て、1984年から新型車にいち早く試乗して記事を書くフリーランスのモータージャーナリストになる。クルマが好きというより運転することが好きでこの仕事をしている。 世界一の難所と云われるドイツのニュルブルクリンクの北コース(ノルドシュライフェ)を1984年5月に初めて走ってから40年間通い、BMW M社主催のBMW ドライビングエクスペリエンスで、インストラクターとしてドイツ人インストラクターとともに日本人参加者向けにニュルの走り方を伝えている。

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