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トヨタ新型「シエンタ」7年ぶり全面刷新! どう変わった!? デザインが魅力の欧州小型ミニバンと比べてみた

3列7人乗りは現状フランスの小型ミニバンには用意されない

 最初に比較したいのがサイズです。

 新型シエンタは、日本国内で取り扱いやすい5ナンバーが売り。その寸法は全長4260mm×全幅1695mm×全高1695mmとなります。

 それに対してカングーは全長4280mm×全幅1830mm×全高1810mm。シートは2列の5人乗車になります。ベルランゴは、全長4405mm×全幅1850mm×全高1850mmで、2列シートの5人乗り。そしてリフターは全長4405×全幅1850×全高1880mm。こちらも2列シートの5人乗車です。

 サイズで言えば、全長は新型シエンタとカングーが同じくらいで、ベルランゴとリフターはもう一回り長く、幅はシエンタだけが細くて、他すべてが1800mmを超えています。

 最小回転半径は「シエンタ」が5m、カングーが5.4m、ベルランゴとリフターは5.6mですから、取り回しという意味では、やはり「シエンタ」がベストとなります。

2022年8月23日にフルモデルチェンジしたトヨタ新型「シエンタ」の3列シートモデル
2022年8月23日にフルモデルチェンジしたトヨタ新型「シエンタ」の3列シートモデル

 室内のユーティリティでいえば、新型シエンタは2列5人乗車だけでなく、3列7人乗車を選べるのが強みです。

 2列目シートを倒したときにできる床面のフラット具合も新型シエンタの大きな特徴です。

 一方、カングーは頭上の天井にあるオーバーヘッドコンソールと、床下の収納スペースの存在が特徴となります。また、欧州では商用車としての利用もあるモデルだけに、ラゲッジスペースの床がフラットであることも魅力となります。

 それに対してベルランゴとリフターも2列目シートを倒せば、ラゲッジと倒したシートバックの高さが揃っており、広々とした床面を作ることができます。そうとなれば、ベルランゴとリフターの2台は、ボディが大きいだけ室内空間も大きくなるというのが魅力。

 また、テールゲートのガラス部分だけを開閉できるのもベルランゴとリフターの特徴となります。

Next現行型カングーの価格は新型シエンタに近い
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