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トヨタ新型「シエンタ」7年ぶり全面刷新! どう変わった!? デザインが魅力の欧州小型ミニバンと比べてみた

現行型カングーの価格は新型シエンタに近い

パワートレインは、「シエンタ」は、システム最高出力85kW(116馬力)のハイブリッドと最高出力88kW(120馬力)の1.5リッター・ガソリンの2種を揃えます。

2022年8月23日にフルモデルチェンジしたトヨタ新型「シエンタ」のインテリア
2022年8月23日にフルモデルチェンジしたトヨタ新型「シエンタ」のインテリア

 ハイブリッドには、後輪に最高出力59kW(80馬力)の強力なモーターを装備する4WDも用意されています。

 それに対してカングーは最高出力84kW(115馬力)の1.2リッター・ターボ・ガソリンエンジンのFFの1種類。ベルランゴとリフターは、最高出力96kW(130馬力)の1.5リッター・ディーゼルのやはりFFのみ。

 パワーを考えれば、FFモデル同士であれば、4モデルの差はそれほど大きくありません。ただし燃費性能でいえば、新型シエンタのハイブリッドはFFで28.2km/Lから28.5㎞/L(WLTCモード)、4WDでも25.3㎞/Lに対して、カングーは12.9km/Lから13.5㎞/L(JC08モード)、ベルランゴは18.1㎞/L(WLTCモード)、リフターは18.2㎞/L(WLTCモード)。

 燃費性能では新型シエンタが圧倒します。ただし、「カングー」には6速MT仕様が存在するのが特徴となります。

 最後に価格です。新型シエンタの新車価格は、ガソリンエンジンのFFで195万円から256万円、ハイブリッドのFFで238万円から291万円、4WDで257.8万円から310.8万円となります。

 一方、カングーの価格(現在は発売終了)は254.6万円(6MT)から264.7万円(EDC)。ベルランゴは360.4から396.6万円、リフターは381.7万円から406.6万円となります。

 カングーは新型シエンタと価格帯が近く、ベルランゴとリフターは完全に格上の価格帯と言えるでしょう。

※ ※ ※

 3列シートの7人乗りがあること、車幅が狭くて取り回しに優れていること、燃費性能が良いこと、そして4WDも選べることが新型シエンタの長所となります。

 一方カングーは、サイズと価格帯が新型シエンタに近く、しかも唯一の6速MTが選べるのが大きな魅力となります。

 ベルランゴとリフターは、車格が完全にもうひとつ上で、室内空間が広いのが最大の魅力。また、低回転から力強いトルクを味わえるディーゼルエンジンを搭載するのもベルランゴとリフターの魅力となります。

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