日産「サクラ」、三菱「eKクロス」人気絶好調なのにEV補助金が10月に終了!? 欲しい人はどうすればいい?
EVとしてはヒット作となった「サクラ」「eKクロスEV」だが
日産と三菱自動車が2022年5月20日に発表、6月19日より発売している軽自動車のEVが好調です。

日産の軽自動車EVの「サクラ」は、発表から3週間で1万1000台を超える受注を達成。三菱自動車の「eKクロスEV」は、発表後1か月で約3400台を受注しました。
軽自動車の新車販売ランキング(一般社団法人全国軽自動車協会連合会発表・軽四輪車通称名別新車販売確報)を見ると、2022年7月には「サクラ」は3319台、「eKクロスEV」は552台の月間発売数となっています。
エンジン車の基準でいえば、月販500台から3000台では多いとは言えませんが、EVとなれば話は別。登録車の場合、EVは国内販売すべてをあわせても月販1000台から5000台程度で推移しています。
1車種で3000台とか500台という数字は、EVとして見れば間違いなく「ヒット作」と呼べる状況です。
しかし、その「サクラ」と「eKクロスEV」の好調な販売に水を差すニュースも流れてきました。それが「EVの補助金が10月に終了する見込み」というものです。
現在、日本ではEVなどに対する国の補助金が用意されています。これは永続的ではなく、年度ごとに用意されるもので、令和4年(2022年)度は「クリーンエネルギー自動車導入促進補助金」となります。
具体的には予算規模155億円で、クリーンエネルギー自動車(EV、燃料電池車、プラグインハイブリッド、クリーンディーゼル)に補助金を支給するというもの。「サクラ」と「eKクロスEV」には、最大55万円が支給されます。この補助金があることで、「サクラ」と「eKクロスEV」は、実質200万円以下で購入することが可能となります。エンジン車と同等の価格となるのです。
こうした補助金の存在が、「サクラ」と「eKクロスEV」の後押しになっていることは確実です。ところが、155億円の補助金の予算を使い切るため、10月ごろに受付終了になってしまうというのです。これは困ります。
page
- 1
- 2
VAGUEからのオススメ

タイヤの選び方が変わるーーデザインによる世界観の表現と性能とを両立したブリヂストン REGNO「GR-XIII B Edition」で“大人のドレスアップ”【PR】