フォーミュラカーがお台場を駆け抜ける!? 2024年に東京で「フォーミュラE」初開催が決定! コースは湾岸エリア
気になるコースは「東京ビッグサイト周辺」
2022年10月4日、東京都庁において、東京都の小池百合子都知事、フォーミュラEオペレーションズのCEOジェイミー・ライグル氏が出席し、「フォーミュラEに係る開催協定」の締結式がおこなわれました。

フォーミュラEとは、2014年にはじまった電気自動車(ZEV)のフォーミュラカーによるレースで、国際自動車連盟(FIA)主催の世界選手権大会です。
フォーミュラ1(F1)や世界ラリー選手権(WRC)、世界耐久選手権(WEC)などと並ぶ格式のレースカテゴリーで、2022年には米ニューヨークや英ロンドン、伊ローマ、独ベルリンなど、世界各国の市街地で全16ラウンドが開催されました。
現在では、日産やメルセデス・ベンツ(メルセデスEQ)やジャガー、アウディ(アウディスポーツ)、ポルシェなど、世界の名だたる自動車メーカーが参戦しているのも特徴です。
今回締結された協定は、このフォーミュラEを東京で開催するというもので、「東京都は、フォーミュラEオペレーションズが主催する2024年春の東京大会が、安全・安心に開催できるよう協力していく」「フォーミュラEオペレーションズは、東京都のZEV普及に協力する」「開催場所は、東京ビッグサイト周辺とする」が、その概要となっています。
協定書への署名後、挨拶に立った小池都知事は「東京都は都内で新車販売される乗用車は2030年までに、二輪車は2035年までに、100%『非ガソリン化』することが目標。ZEVの購入、充電設備の導入という、モビリティとインフラ双方への支援を拡充し、ZEVの普及を強力に推進していこうとしています。フォーミュラEの東京開催は、こうした取り組みの起爆剤となるもの。最高峰の技術を駆使した大会が、都市の日常を変えていくことになるでしょう」と、協定締結の意義について語りました。
またライグルCEOはこれを受け「東京はこうした目標を持っているところからも、我々とパーフェクトにマッチしていると考えています。今日の会見前、壁に貼られた東京の姉妹都市の地図にロンドン、ニューヨーク、パリ、ジャカルタなど、すでに開催地となった都市があるのを確認し、東京開催も当然の流れであると感じました」と述べました。
締結式後、あらためて質疑応答に応じた小池都知事は、これから開催に向けての課題について「都としてはやはり安全・安心に開催できるか、それについてさまざまな関係部門と調整している」と回答しました。
同じ質問に対しライグルCEOは「フォーミュラEはいつも開催都市の方々やいろいろな事業体、警察などとしっかりコラボすることが重要だと考えている。そこを密接に協力することが開催の成功につながる。大都市でレースをおこなうことは野心的で、街中でハイパフォーマンスのレースカーが高速で走るため、知事のおっしゃるように安全を確保するとが重要だ。われわれはそれを実現できると考えている」と自信を示しました。
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さて、今回の協定締結で動き出したフォーミュラEの東京開催、気になるのは実際にどこがコースになるのか、ということです。
この点について今日の協定では「東京ビッグサイト周辺」とのみ示されていますが、これについてあらためて問われた小池都知事は「ルートについては各方面と調整を進めている」と、状況を説明しました。
同じくコース、そしてこれから開催までのスケジュールについて、ライグルCEOは「通常であれば2023年7月に日程の発表となるだろう。コースの設定はFIAの承認、そして確実に安全に開催できるという確認をとらなければならないので、まだかなり時間がかかるだろう。今日はまず、すべてのはじまりなので」と答えました。
東京の街中をフォーミュラカーが競うという、F1ではなしえなかった夢がZEVで現実になる日まで、あと1年半。どこがコースになり、どんな見どころがあるのか、その日までわくわくしながら待ちたいと思います。
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