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“つかみ系工具”の最先端! バイクに載せておきたいクニペックス「プライヤーレンチ」がツールマニアに愛される理由

平行に動くアゴがワークをしっかりホールド

 クニペックスは、プライヤーやペンチなど、いわゆる“つかみもの”や“挟みもの”と呼ばれるカテゴリで名を馳せるドイツの工具ブランド。機械いじりが好きならば、一度は手にとってみたいと思わせる名作工具を数多く生みだしています。

写真左から「250mmサイズ」「180 mmサイズ」「100 mmサイズ」。ラインアップは100〜400までの10サイズ(仕上げ違い含む)。愛車に使用されるナットなどの寸法に合わせて選ぶことができます
写真左から「250mmサイズ」「180 mmサイズ」「100 mmサイズ」。ラインアップは100〜400までの10サイズ(仕上げ違い含む)。愛車に使用されるナットなどの寸法に合わせて選ぶことができます

●日常メンテには250mm、車載には180mmが使いやすい

 名品揃いのクニペックスのなかでも、モンキーレンチとプライヤーのいいとこ取りで支持を集めているのが「プライヤーレンチ」です。主にボルトやナットなどを回すモンキーレンチと同じ機能を持つ工具ですが、つかむ、回す、曲げる、潰すなどの作業にも対応できる汎用性の高さが人気の理由です。

 使い方は簡単。ボタンを押してロックを解除し、使用するナットが入る隙間ができるまでレバーをスライドさせます。ボタンを離せばヒンジボルトがしっかりとロックされるので、あとはハンドルを握って使用します。

 ウォームギアでアゴの開きを調整するモンキーレンチは構造上、どんなにナットに密着させても隙間ができてしまいます。ガタが大きすぎると、ナットの2点に力が集中して角をなめてしまうことも。

 一方のプライヤーレンチで極めて重要なのは、ナットをくわえるアゴが平行に動くこと。さらに、握ることで握力を10倍に増幅するハンドルを採用することで、ナットのふたつの面に圧力を掛けながら回すことができるのです。

 サイズは全長100mmから400mmの10種類をラインアップ。クニペックスツールズジャパンの担当者によると「日ごろのメンテナンスに使うなら250mm(型番:8601-250)が標準サイズ。車載工具用でしたら180mm(型番:8601-180)が使いやすいです」とのこと。

 車載工具にプライヤーレンチがおすすめなのは、様々なサイズのレンチを持ち歩かないですむこと。

 筆者はホンダのクロスカブの車載工具として8・10・12・14・17mmのメガネレンチに加え、150mmのモンキーを持ち歩いていますが、これらを180mmのプライヤーレンチに置き換えることで軽量化にもなります。

筆者の愛車ホンダ・クロスカブのアクスルナットは2面幅19mm。180mmサイズであれば、出先でのホイールの脱着も可能(帰宅後に規定トルクで増し締めしましょう)
筆者の愛車ホンダ・クロスカブのアクスルナットは2面幅19mm。180mmサイズであれば、出先でのホイールの脱着も可能(帰宅後に規定トルクで増し締めしましょう)

 もちろん工具に万能というものはなく、ディープソケットを使うような奥まった場所へのアプローチは苦手です。それを踏まえても、孤立無援の緊急事態で確実な機能を約束してくれる質の高い工具は、お守りのように旅に大きな安心を与えてくれるはずです。

●製品仕様
・価格(消費税込):1万945円(8604-100BK)、1万1550円(8601-180)、1万2265円(8601-250)
全長:100mm(8604-100BK)、180 mm(8601-180)、250mm(8601-250)
質量:70g(8604-100BK)、230g(8601-180)、465g(8601-250)

Gallery 【画像】KNIPEX(クニペックス)の「プライヤーレンチ」を見る(14枚)
杉山元洋
杉山元洋
編集者
VIPインタビューからモノ語りまで、撮って書く編集者。ホットハッチに自転車を積み、6つの車輪で旅をする6WheelsLifeをゆるめに解釈した「ゆる六輪の旅(ゆる6)」を提唱&実践。フィールドレコーディングやアウトドア、MYOG系バッグづくり、大衆酒場を愛好。メディア制作集団「Std. COALSACK」所属。東東京生まれ。

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