マセラティは電動化と自動運転技術へシフト
創業100年以上のマセラティが、電動化で次なる100年へ
イタリア・ボローニャで創業したマセラティは、創業105年という伝統あるブランドだ。現在FCA(フィアット・クライスラー・オートモービルズ)傘下のマセラティが、FCAのイタリア国内における50億ユーロの投資計画に基づいた生産・電動化・自動運転技術についてのイノベーションプランを発表した。
●マセラティらしさを失わない電動化技術
EV化の進む欧州自動車メーカーですが、マセラティもEV化のプランをアナウンスした。
現在トリノで生産されているマセラティ「ギブリ」が、ブランド初のハイブリッドモデルとして2020年に登場予定だ。
次にモデナの工場から、革新的テクノロジーとマセラティの伝統的なブランド理念を持った待望のニューモデルのスポーツカーが誕生する。このニューモデルは、2019年秋より電動化モデルの生産に合わせて改修されているモデナ工場で、2020年以降に生産が予定されている。
ハイブリッドとバッテリー電動技術を搭載したニューモデルは、マセラティならではのドライビングを、次世代のバッテリー電動技術、ユニークな走行モード、バッテリーでの航続可能距離の延長、超高速充電機能とともに実現する。
●マセラティのイノベーションにおいて重要な自動運転
マセラティの自動運転技術は、ハイウェイアシスト機能を持つ現在のレベル2から、完全なる自動運転に基づくハンズ・オフ・アシスト機能付きのレベル3へと進化する。
これにより安全かつ正確な車線変更が可能となり、ドライバーが車両を制御できないような状態には、車両を路肩へ移動させて安全に停止することもできるようになる。
レベル3の自動運転技術は、現行モデルのアップデートを含む、すべての新しいマセラティにも搭載されることになる。
●イタリア国内3拠点で生産
カッシーノに建設される革新的技術をもりこんだ新工場では、新しいSUVが生産される予定だ。
この新SUVのために、約8億ユーロを投じて新たな生産ラインがつくられ、このカッシーノの新工場は2020年の第1四半期までに竣工し、2021年までに最初のクルマがラインオフされる予定である。
また、トリノの生産拠点にも8億ユーロが投じられ、そこで新しい「グラントゥーリズモ」と「グランカブリオ」が生産される。
2007年にデビューしたグラントゥーリズモとグランカブリオは、次期モデルでは電動化されることになっており、今後もブランドの重要なポジションを担っていくことになるだろう。
マセラティは、「モデナ」、「カッシーノ」、「トリノ」(ミラフィオリおよびグルリアスコ)の生産拠点において、電動化モデルの生産を予定している。とくにモデナはマセラティの本拠地として戦略的な役割を担い、新たに環境負荷の小さい塗装工場の建設が予定されている。この塗装工場では、カスタマーが自身でオーダーした車両の塗装される様子を見学することができるようになっている。
さらに、ハイエンドなブランドで取り入れられているカスタマイズ・プログラムがマセラティでも現在開発中だ。モデナのファクトリー内に専用のカスタマイズ・ワークショップが設けられ、エクスクルーシブな仕様で自分だけのマセラティのオーダーが可能になるようだ。
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