登場は2023年に決定! マセラティ新型「グランカブリオ」 プロトタイプの画像が公開
新型グランカブリオもエンジン車とEVを用意
伊マセラティは2022年10月25日、新型「GranCabrio(グランカブリオ)」プロトタイプの開発テストの画像を公開しました。

グランカブリオは、マセラティの2ドアクーペ「GranTurismo(グラントゥーリズモ)」のオープンモデルです。
初代グラントゥーリズモは2007年に登場、グランカブリオはその2年後、2009年に登場しました。
2代目となる新型グラントゥーリズモは2022年10月に世界初公開。従来同様の内燃機関モデルに加え、100%電動モデル(EV)を用意するのが特徴です。
Folgore(フォルゴーレ。日本語で“稲妻”の意味)と名付けられたEVバージョンは、フォーミュラEで培われた技術をベースに開発された800ボルトテクノロジーをベースに、300kWの電動モーターを3基搭載しています。
搭載バッテリー容量は92.5kWh、モーターの最高出力はトータルで760馬力を発生します。
ICE(エンジン車)は、マセラティが開発した3リッターV型6気筒ネットゥーノエンジンを搭載。Modena(モデナ)は490馬力、高性能バージョンのTrofeo(トロフェオ)は550馬力を発生します。
ボディにはアルミニウムやマグネシウムなど軽量素材と、高性能スチールの両方が用いられています。この複数の素材を使用する手法には新たな製造プロセスが必要であり、その結果としてクラス最高の重量レベルが実現されたといいます。
インテリアでは、マセラティ・インテリジェント・アシスタント(MIA)のマルチメディアシステム、最新のインフォテインメント、主な機能をタッチスクリーンのインターフェースに集約したコンフォート・ディスプレイ、デジタルクロック、ヘッドアップ・ディスプレイ(オプション設定)など、革新的なシステムを搭載しています。
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新型グランカブリオ・プロトタイプは、2023年に予定されている発売に先立ち、現在開発テストの初期段階としてモデナの街を走行しています。今後サーキットや公道で、最適な最終チューニングに必要なデータを収集する目的でさまざまな開発テストが行われる予定です。
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