2023年前半に日本登場!? 伝説のスーパーカー「M1」以来のM社独自モデル 新型「XM」ってどんなクルマ?
750馬力・1000Nmの高性能バージョンも登場予定
いくら電動化されているといっても、新型XMがさすがにMモデルだなと思わせるのがテールパイプです。縦に2段構えのテールパイプが左右にドドンと存在感を示しています。

展示車のタイヤはピレリP ZEROを履いてました。前輪はHL275/35R23 108Y XL、後輪はHL315/30R23 111Y XLです。HLというのはハイ・ロードの意味で、XLの上の耐荷重性能を持っているということです。
ホイールの中心のセンターキャップはこれまでのBMWロゴマークではなく、大きな黒いプラスチックに変わりました。BMWのロゴは中央で浮かび上がっています。当然ながらホイールを留めるボルトはこの内側にあるでしょう。
エンジンはV8ターボで、M5、M8などに搭載されているS63B44が積まれていると思われます。しかしXMはこれに電気モーターが加わって、システムトータルで480kW(653ps)の最高出力を発揮します。
さらに後から552kW(750ps)、1000Nmの高性能バージョン、「XM LEBEL RED(XMレベルレッド)」も登場すると公言しています。そうなるとMモデルの中で、つまりBMW車の中で最速車になる可能性が高くなります。
ライバルと比較すると、パフォーマンス的にはポルシェ「カイエンターボS Eハイブリッド」を上回る可能性もあります。
しかしXMはCO2の排出量はたった36g/kmと驚異的に少ないのはPHEVの恩恵です。電気自動車モードで83km走れることで得られたデータです。
ボンネットを開けてエンジンルームを見ると左右のストラットタワーバーから前後斜め方向に伸びた補強材に驚かされます。見えるのは上面だけですが、実はエンジンの下面にも同じような補強がされているそうです。さすが走りにはうるさいMモデルだけのことはあります。

インテリアは3Dシェイプヘッドライナーがアンビエントライトに照らされて、独特の雰囲気を醸し出していました。後席に座ると前後方向に余裕があり、されにヘッドクリアランスもたっぷりあるのでVIP待遇で後席に座るのも悪くないと思いました。ただしこれだけのパフォーマンスなのでドライバーを選ばなくてはいけません。
運転席の前にはiXから始まったOS8(オペレーティングシステム8)の世界が広がっています。薄いモニター画面が湾曲して運転席を囲みます。
XMはBMW M社から登場した最初の電動化ハイパフォーマンスモデルとして、2023年4月のデリバリーでは注目を浴びるでしょう。
ただし欧州での車両本体価格が17万ユーロもするので、現在のレートでそのまま計算すると約2500万円になります。さて日本ではいくらの車両価格となるのでしょうか。
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