ドイツ車の名前は排気量じゃない!? 「C200」なのに1.5リッター「118i」は1.5リッターで「318i」は2リッター! 最新版 表記のルールとは?
BMW、アウディはどうなっている?
では、BMWはどうでしょうか。

BMWの場合、アタマが1、3、5、7の奇数数字は、ハッチバックやセダン、ツーリング、グランツーリスモになります。対して2、4、6、8の偶数数字はクーペ、カブリオレ、グランクーペ、グランツアラー、アクティブツアラーになっています。
SUVは車名の頭に「X」が付き、X1、X3、X5、X7の奇数数字は、BMWが言うところのSAV(スポーツ・アクティビティ・ビークル)、X2、X4、X6の偶数数字はSAC(スポーツ・アクティビティ・クーペ)というクーペSUVになっています。
またオープン2シーターのZ、スペシャリティモデルのMハイパフォーマンスモデルに、EVのBMW iと多彩なラインナップとなっています。
続く2ケタの数字は、前述のとおり以前は「318i」といえば3シリーズの1.8リッターエンジンを搭載したモデル、525iといえば5シリーズの2.5リッターエンジン搭載車と、わかりやすい法則性がありましたが、現在はどうなっているのでしょうか。
モデル名については、以前だとエンジンの排気量を2桁目、3桁目で表現していましたが、ターボ化や高効率エンジンの開発が進み、従来の表現ルールとは一致しなくなっています。
現在はおもに「18」「20」「23」「25」「30」「35」「40」「50」「60」と、数値が小さければ出力が小さく、大きくなればなるほど、出力が大きくなっていきます。
そのほか、ガソリンモデルは車名と数字の後に英小文字のiが付き、ディーゼルモデルはdが付きます。プラグインハイブリッドは、いずれの車名数字の後にeが付随するようになっています。また4輪駆動の場合「xDrive」が末尾に入ります。
EVの場合は、「iX1」「i4」「i7」など、車名の頭に「i」が付きます。
※ ※ ※
アウディは、じつに分かりやすくなっています。

車名ではコンパクトカーの「A1」からスタートし「A8」までと、ボディサイズと比例して数字が大きくなっていきます。これらのモデルをベースにしたスポーツモデル「S」「RS」もあります。
SUVは「Q」シリーズとなりますが、「Q2」から「Q8」まで、基本的にはボディサイズが大きくなると数字部分が大きくなっていくという法則は同じです。その他、スーパーカーの「R8」や2ドアクーペの「TT」があります。
2018年からは車名に続き、それぞれのモデルには搭載するエンジンの出力別にグレード名が与えられていますが、現在は下記のようになっています。
・25=80kW以下
・30=81kWから91kW
・35=110kWから120kW
・40=125kWから150kW
・45=169kWから185kW
・50=210kWから230kW
・55=245kWから275kW
・60=320kWから340kW
・70=400kW以上
その数字の後に付く「TFSI」はガソリンターボ、「TDI」はディーゼルターボエンジンを表します。以前は「1.4TFSI」「2.0TFSI」などと、エンジン排気量でグレードを表記していましたが、いまは「5」刻みでグレードを分けています。
ただしスペシャルモデルのR8や、スポーツモデルのRSには適用されません。
EVに関しては、「e-tron」という名称で展開しています。現在日本市場では「Q4 e-tron」「Q4 スポーツバック-tron」「e-tron GT」「e-tron」「e-tronスポーツバック」、そしてe-tronにSモデル、e-tron GTにはRSモデルがありますが、たとえば「e-tron50クワトロ Sライン」だと最高出力230kWと、エンジンモデルの車名のルールに従っています。
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