新型「クラウン」は21インチ 新型「プリウス」が19インチ!? なぜ標準採用タイヤが大径化? そのメリットとデメリットとは?
新型クラウンは先代のタイヤ外径より60mmほど大きい
最新モデルで注目したいのは、標準採用されるタイヤの径が大きくなっていることです。

2022年に登場したトヨタ新型「クラウン」クロスオーバーのRSグレードなどのタイヤサイズは225/45R21 95Wで、なんと21インチホイールを採用しています。
2023年モデルとしてデビューする新型「プリウス」も、195/50R19 88Hというタイヤサイズの設定があり、過去にない19インチを装着しています。
これまでのタイヤサイズの変遷の歴史を振り返って見ても、最近の大径化の傾向は特殊なサイズになっています。
たとえば、昔のコンパクトカーサイズだと
●155SR13→●175/70R13→●185/60R14→●195/50R15
という変化だったので、タイヤの外径(直径)は同サイズで、幅が広く、ホイール径が大きくなっていました。
この変化の目的は、エンジン性能の向上に合わせて、タイヤの接地面幅を広げてグリップアップすることと、ホイール径を大きくして大きなブレーキローターとキャリパーを装備できるようにしてブレーキ性能を引き上げるためでした。
これだと155SR13のタイヤを履いている新車でも、購入後に185/60R14のタイヤに履き替えることも可能でした。またハンドルの切れ角が制限されなければ、195/50R15も装着できました。それはタイヤの外径が同じなのでフェンダーの中に収まったからです。

しかし最新のクラウンやプリウスのタイヤサイズをよく見ると、新しい考え方だということがわかってきます。
新型クラウンの225/45R21 95Wというサイズは、ホイール径が21インチもあるのに、タイヤ幅は225mmしかありません。
同じ新型クラウンクロスオーバーでも、19インチの225/55R19 99Vというサイズを履いている車種もありますが、これも計算上での外径は730mmで、21インチの225/45R21 95Wの727mmとほぼ同じで大径タイヤです。つまり、先代クラウンのタイヤの外径より60mmほど大きいサイズだということがわかります。
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