VAGUE(ヴァーグ)

中国BYDの「自動運転EVバス」も体験  “未来の乗りもの”はどこまで進化しているのか

仏NAVYA社の自動運転バスがカッコいい

「コンパクトな自動運転EVバスによるお台場シティバリューアッププロジェクト」は、フランスの自動運転バスメーカー「NAVYA」が提供する最高速度19km/h、定員14人の自動運転シャトルバスを活用し、アクアシティお台場からシンボルプロムナード公園セントラル広場まで南下したのち、公園内を東西方向に走ります。

中国の自動車メーカーBYDが日本向けに開発したEVバス「J6」。この製品に先進モビリティ株式会社の自動運転システム及び各種センサーを搭載した、自動運転EVバスとして走行する
中国の自動車メーカーBYDが日本向けに開発したEVバス「J6」。この製品に先進モビリティ株式会社の自動運転システム及び各種センサーを搭載した、自動運転EVバスとして走行する

 公園内の走行、横断歩道を使った車道の横断など、これまでのバスにはない走行スタイルを検証するほか、集客を期待する周辺施設から販促費や広告費として収益を得るなど、乗車料金以外の自動運転サービス収益モデルの構築も視野に入れています。

「ナビゲーションロボット『AIスーツケース』屋外走行プロジェクト」は、スーツケース型の歩行誘導ロボットです。

 実際に視覚に障がいのある浅川智恵子日本科学未来館館長が、客員教授を務める米国カーネギーメロン大学の研究室で2017年ごろ開発がスタートし、2019年に一般社団法人次世代移動支援技術開発コンソーシアムが開発を推進、2021年からは日本科学未来館でも開発、検証がはじまりました。

 レーザーセンサー「LiDAR」が周囲の障害物の検知と屋内での現在地の把握、高精度測位システム「GPS-RTK」が屋外での現在地を把握、カメラに連携したAIがアシストし、人や障害物を避け、盲導犬のように利用者を誘導します。これまで屋内での実証実験は行われてきましたが、屋外での実証は今回がはじめてとなります。

「小型自動運転モビリティ『PARTNER MOBILITY ONE with PiiMo』走行プロジェクト」は、歩行に不安がある高齢者でも観光地の感動を家族と共有できるよう考えられた、横に動くベンチの形状をした3人乗りのモビリティです。

 4輪ですが、操舵は行わず、左右後輪の回転差を使い方向を制御します。また「AIスーツケース」と同じく「GPS-RTK」「LiDAR」による自動運転が可能です。

 今回のプロジェクトでは、あらかじめプログラムされたコースを走行。さらにパナソニックのひとり乗りモビリティ「PiiMo」3台が自動追従走行します。

※ ※ ※

 なおこれらのプロジェクトは一般参加が可能ですが、すべて事前申し込みが必要です。

Gallery 4つの近未来モビリティを体験できるイベントの中身は? 画像で見る
植村祐介
植村祐介
ライター&プランナー
1966年、福岡県生まれ。自動車専門誌編集部勤務を経て独立。クルマ、PC、マリン&ウインタースポーツ、国内外の旅行など多彩な趣味を通し積み重ねた経験と人脈、知的探究心がセールスポイント。カーライフ系、ニュース&エンタメ系、インタビュー記事執筆のほか、主にIT&通信分野でのB2Bウェブサイトの企画立案、制作、原稿執筆なども手がける。

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