「3列目シートはオマケ」と思ったら大間違い! テスラ「モデルY L」は遊びに“使える”6人乗り仕様!! 驚くほど静かなキャビンが快適すぎる
長くなった「モデルY」は3列目シートもきちんと“使える”
テスラの最新車種「モデルY L(ワイ・エル)」は、クルマをアクティブに使う人にとって最強のBEV(電気自動車)といえそうです。
まずはそのポジショニング。その車名とスタイリングから、先行発売されている「モデルY」の派生車種であることは多くの人がイメージできるでしょう。しかし「モデルY L」のボディは、「モデルY」のそれとは設計が大きく異なります。
大雑把にいうと、後ろ半分が別物。ホイールベースを「モデルY」比で150mm延長し、全長も約180mmも拡大して4970mmまで大型化。つまり「モデルY L」の“L”はロングを意味し、長い「モデルY」という位置づけなのです。
そんな「モデルY L」は、大きくなったボディを活かし、キャビンに3列シートを配した6人乗り仕様となっています。2列目シートはベンチタイプではなく、左右が独立したセパレートタイプのふたり掛け。3列目シートへのアクセス性も悪くありません。
そのルックスから、「3列目シートはオマケ程度で、狭くて居心地が悪いんでしょ?」と思う人がいるかもしれませんが、意外とそうではないのが「モデルY L」のポイントです。
さすがに、2列目シートを最も後ろまでスライドした場合のひざ前スペースはタイトですが、2列目シートを10cmほど前に出せば、問題なし。
一見するとタイトに感じられる頭上空間も、通常の「モデルY」よりフロントシート以降のルーフが高くなっているなどルーフラインの設計が異なることもあり、想像以上にゆとりがあります。

このように、3列目シートは「タイトで大人は座れない」ことは決してありません。ちなみに、左右が独立した電動式で、角度を調整したり格納/展開が可能だったりするのも「モデルY L」の3列目シートの特徴です。
とはいえ、高い頻度で3列目シートを使うファミリーのクルマと位置づけるなら、居住性がより優れるミニバンを買った方が幸せになれると思います。「モデルY L」は、時折、3列目シートを使う機会があるという人にとっていいチョイスなのです。
なかでも、多くの荷物を積んでレジャードライブに出かける機会の多い人にとって、「モデルY L」は要注目のモデルといえます。
3列目シートの背もたれを倒すとラゲッジスペースが広くなり、4名の乗員とたくさんの荷物をいっしょに運べます。
例えば、キャンプに出かけるときは荷物が増えがちですが、「モデルY L」は「モデルY」に対して積載能力がアップ(ルーフまでの荷室空間容量は約400リットルアップ!)しているので好相性。スキーやスノーボードといったウインタースポーツや、スーツケースを複数積み込んで出かける旅行などにも“使える”モデルといえます。
さらに2列目シートが広いことも、「モデルY」に対する大きなアドバンテージです。ロングスライド機構が備わるため、最も後方までスライドさせれば2列目シートのゆとりが格段にアップします。
このように、3列目シートが不要という人にも積極的にこのモデルを推したくなる理由が「モデルY L」にはあるのです。

そんな「モデルY L」は、多人数で快適に移動できるよう、シートそのものにもアイデアが盛り込まれています。1列目から3列目シートまで、すべての席にシートヒーターが組み込まれるほか、1、2列目にはシートベンチレーションまで備わっています。
さらに、助手席には電動レッグサポート(オットマン)が備わるほか、2列目シートには電動昇降式のアームレストが採用されているなど、とにかく快適装備のレベルが高いのです。
加えて、センターコンソールにある“スマホ置き場”にはワイヤレス充電器が内蔵されるほか、その出力が50Wまで高められている上に、充電時のスマホを冷却するためのファンまで組み込まれるなど、細かいおもてなし装備も充実しています。
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