レクサス「RX」対トヨタ「クラウン」“同じ心臓を持つ2台のクロスオーバー”その走り味に違いはあるか?
RX500hは俊敏性を印象づけるべくキビキビさを演出
ハンドリングに関しては、RX500h“Fスポーツパフォーマンス”、クラウン・クロスオーバー RS“アドバンスド”ともに、アクセルを踏み込んでグイグイ曲がっていけるエモーショナルな特性を持つ。

それは後輪駆動車に近い感覚ともいえる。いずれも前輪駆動ベースのプラットフォームを採用するが、リアモーターに最大80%までという大トルクを積極的に配分することで後輪駆動車のようなドライブフィールを生み出しているのである。
違いは、クラウン・クロスオーバーRSが全体のバランスを重視してあくまでナチュラルな操縦性を目指しているのに対し、RX500hは俊敏性を印象づけるべく、キビキビさをあえて演出しているように感じられた。
ただこうした走り味の違いは、あくまでフレーバーの違いであり、どちらもドライビングを楽しめる存在であることは間違いない。
* * *
それにしても面白いのは、25年前にラグジュアリーSUVという新たなジャンルにチャレンジしたレクサスのRXが今や世の中のスタンダードとなり、一方、保守的だった「クラウン」がクロスオーバーとして大胆に変身し、チャレンジングな存在になったことだ。
追う者と追われる者として考えると、すっかり立場が入れ替わってしまったようで興味深い。
●LEXUS RX500h“F SPORT Performance”
レクサス RX500h“Fスポーツパフォーマンス”
・車両価格(消費税込):900万円
・全長:4890mm
・全幅:1920mm
・全高:1700mm
・ホイールベース:2850mm
・車両重量:2100kg
・エンジン形式:直列4気筒DOHCターボ+モーター
・排気量:2393cc
・駆動方式:4WD
・変速機:6速AT
・エンジン最高出力:275ps/6000rpm
・エンジン最大トルク:460Nm/2000〜3000rpm
・フロントモーター最高出力:87ps
・フロントモーター最大トルク:292Nm
・リアモーター最高出力:103ps
・リアモーター最大トルク:169Nm
・サスペンション:(前)ストラット式、(後)マルチリンク式
・ブレーキ:(前)ベンチレーテッドディスク、(後)ベンチレーテッドディスク
・タイヤ:(前)235/50R21、(後)235/50R21
●TOYOTA CROWN CROSSOVER RS“Advanced”
トヨタ クラウン・クロスオーバー RS“アドバンスド”
・車両価格(消費税込):640万円
・全長:4930mm
・全幅:1840mm
・全高:1540mm
・ホイールベース:2850mm
・車両重量:1920kg
・エンジン形式:直列4気筒DOHCターボ+モーター
・排気量:2393cc
・駆動方式:4WD
・変速機:6速AT
・エンジン最高出力:272ps/6000rpm
・エンジン最大トルク:460Nm/2000〜3000rpm
・フロントモーター最高出力:82.9ps
・フロントモーター最大トルク:292Nm
・リアモーター最高出力:80.2ps
・リアモーター最大トルク:169Nm
・サスペンション:(前)ストラット式、(後)マルチリンク式
・ブレーキ:(前)ベンチレーテッドディスク、(後)ベンチレーテッドディスク
・タイヤ:(前)225/45R21、(後)225/45R21
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