BMWのミドルSUV 新型「X5」日本上陸 最強グレード「X5 M」は48Vハイブリッド化で625馬力
PHEV「X5 xDrive50e」は一充電あたり約100kmの航続距離を実現
ビー・エム・ダブリュー(BMW日本)は2023年4月3日、「X5」をマイナーチェンジし発売しました。

X5はBMWのミドルクラスSUVで、BMWとしてはSAV(スポーツ・アクティビティ・ビークル)」と呼んでいるモデルです。初代は1999年に登場、現行型は2019年に登場した4代目(G05型)となります。
全長4930mm×全幅2005mm×全高1755mm(X5 xDrive50e)、ホイールベースは2975mmというボディサイズになります。
新型X5のラインナップは、プラグインハイブリッドモデル(PHEV)「X5 xDrive50e」、およびBMW M社が開発するふたつの高性能マシン、Mハイパフォーマンスモデルとなる「X5 M Competition(X5 Mコンペティション)」、もうひとつはサーキットで培われた技術を余すことなく取り入れ走行性能を高めたMパフォーマンスモデルとなる「X5 M60i xDrive」の3モデルを用意します。
今回のマイナーチェンジでは、フロントに従来よりも35mmスリムな矢印型デイライト機能を有したLEDヘッドライトを採用。フロントバンパーは大型化し、PHEVにおいては、暗闇で光を放ち存在感を増すアイコニックグロー・キドニーグリルを採用、夜間での存在感を増しています。
リアデザインはスリムかつ大胆にデザインされたX字型LEDコンビネーションライトにより、力強さとXモデルであることを表現しています。
インテリアには、12.3インチのメーターパネルと、14.9インチのコントロールディスプレイを一体化させ、運転席側に湾曲させた最新の「カーブド・ディスプレイ」の採用により優れた視認性と高い操作性を実現。またiDriveコントローラーまわりをすっきりさせることで運転席まわりの空間を広くしています。
PHEVのX5 xDrive40eは、313馬力・450Nmを発生する、最新世代の3リッター直列6気筒ガソリンエンジンに197馬力・280Nmを発生するモーターを組み合わせ、システムトータルで489馬力・700Nmを達成。電気モーターのみでは最高速度140km/hまで走行可能で、29.5kWhのリチウムイオンバッテリーを搭載、一充電あたりの航続距離は約100kmを実現しています。
MパフォーマンスモデルのX5 M60i xDriveは、4.4リッターV型8気筒ツインターボエンジンを搭載、これに8速ステップトロニック・スポーツトランスミッション(8速AT)、48Vマイルドハイブリッドシステムが組み合わされ、システムトータルで530馬力・750Nmを発揮します。
MハイパフォーマンスモデルのX5 Mコンペティションは4.4リッターV型8気筒ツインターボに8速Mステップトロニック(8速AT)と48Vマイルドハイブリッドシステムが組み合わされ、システムトータルで625馬力・750Nmを発揮します。
X5 xDrive50eとX5 M60i xDriveには「オートマチック・セルフレベリング・コントロール付きアダプティブ2アクスル・エアサスペンション」が標準装備となります。またBMW X5 Mには「アダプティブMサスペンション・プロフェッショナル」が装備され、それぞれのモデルの特性に応じた、快適で安全なハンドリングを実現しているのが特徴です。
消費税込みの車両価格は以下のとおりです。
・X5 xDrive50e M Sport:1260万円
・X5 M60i xDrive:1520万円
・X5 M コンペティション:1972万円
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