メルセデス・ベンツで最も売れているSUVが全面改良 新型「GLC」はどう進化?
ボディサイズは先代比ほぼ同等ながら室内は質感大幅向上
メルセデス・ベンツは一時期、国内メーカーを含めても、日本でもっとも多くのバリエーションのSUVを販売しているブランドであることをアピールしていました。
そのメルセデス・ベンツのSUVの中でベストセラーになっていたのが、2015年に登場した「GLC」です。
「Cクラス」と機構的な共通性の高いSUVであり、Cクラスのモデルチェンジから少し遅れて、このほどGLCも全面刷新されました。

パッと見の第一印象としては、キープコンセプトといってよさそうですが、より伸びやかで美しいシルエットとなった新型は、まるで車格が上がったかのように感じられます。
Cd値が0.29と、SUVながら非常に低い数値となっている点にも注目です。
ボディサイズは、従来比で全長がプラス50mm、全幅が不変で、全高がマイナス5mmの4725mm×1890mm×1635mmとなっています。
全長の拡大はおもに78mmも増した荷室の奥行きの余裕に効いています。荷室容量も、バックレストを起こすカーゴポジションを使用したときで620リッターと、従来比で約70~80リッターも増加しました。
センターからダッシュへとつながるリアルウッドインテリアトリムを採用したインテリアも高い質感を演出しています。
試乗車のオプションのブラックオープンポアウッドインテリアトリムは、マット仕上げの地に垂直にアルミニウムのアクセントを配した斬新なデザインも印象的です。眼前とインパネ中央に配された大きなディスプレイや、凝ったデザインのエアアウトレットなどCクラスとの共通性が見てとれます。
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