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トータル出力は749馬力 BMW M史上最強の市販モデル「XM レーベル・レッド」登場

0−100km/h加速は3.8秒のスーパーPHEV

 独BMWのハイパフォーマンスブランド、BMW M社(BMW M GmbH)は2023年4月12日、「XM」をベースにしたハイパフォーマンスモデル「XM Label Red(XMレーベル・レッド)」を発表しました。

BMW新型「XM レーベル・レッド」
BMW新型「XM レーベル・レッド」

 ベースとなるXMは、2022年9月に世界初公開された、Mモデル初のプラグインハイブリッド車(PHEV)です。BMW M社設立から50周年となる記念の年である2022年に登場した新型XMは、伝説のスーパーカー「M1」以来のBMW Mオリジナルモデルとなります。

 XMに搭載されるエンジンは489馬力・650Nmを発生するV型8気筒Mツインパワーターボエンジンで、これに197馬力・280Nmのモーターが組み合わされます。これにより、総合出力は653馬力、トルクは800Nmとなります。

 駆動方式はM xDrive(4WD)で、トランスミッションは8速Mステップトロニック(8速AT)を組み合わせます。
  
 今回登場したXMレーベル・レッドはMハイブリッドシステムを改良、システム出力はベースのXMよりも95馬力・200Nmプラスとなる748馬力・1000Nmと出力向上されています。

 これは、これまででもっともパワフルな、公道走行可能なBMW Mモデルだといいます。

 この結果、0−100km/h加速は3.8秒と、XMと比較して0.5秒短縮されています。最高速度は250km/h(リミッター)ですが、オプションのMドライバーズパッケージを装着すると290km/hまで上昇します。

 アンダーボディには25.7kWhのリチウムイオンバッテリーを搭載。EV走行可能な航続距離はWLTPサイクルで75~83kmを実現、EVモードでの最高速度は140km/hとなります。BMWグループと映画音楽作曲家のハンス・ジマー氏とのコラボレーションの一環として開発された「BMWアイコニック・サウンドエレクトリック」を搭載するため、EVモード走行時も独自のサウンドを発します。

 新型XM レーベル・レッドは、2023年4月に開催される上海モーターショーで世界初公開されます。

 2023年4月28日から受注が開始され、同年8月には米国スパルタンバーグのBMWグループ工場で生産が開始されます。またBMW インディビデュアルのフローズンカーボンブラックメタリック塗装された500台限定の「XMレーベル・レッド エディション」も登場する予定です。

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