後席は快適? トヨタ新型「アルファード」「ヴェルファイア」のセカンドシートを検証 “キング・オブ・ミニバン”の名声に恥じぬ極上の居住性
エグゼクティブラウンジのセカンドシートは究極の移動空間
歴代モデルで高級ラージミニバンとしての確固たる地位を築き上げてきたアルファードとヴェルファイア。新型でやはり気になるのは、ミニバンならではともいうべきセカンドシートの居住性です。購入を検討している人の中には、大切な人を乗せたり、複数のメンバーでドライブへ出かけたりといった使い方を想定している人もきっと多いことでしょう。

新型アルファードとヴェルファイアの開発コンセプトは、「快適な移動の幸せ」を極めること。そのために、人が不快に感じる振動や騒音を低減して高級セダンに匹敵する快適性を実現したり、上質で快適な時間を提供する“おもてなし”の思想に基づいた装備を追求したりしています。
そうした開発コンセプトの象徴ともいえるのが、エグゼクティブラウンジに採用されたセカンドシートでしょう。
ソフトなタッチのプレミアムナッパレザー製表皮に加え、伸縮するオットマンや快適に電動操作できるパワーロングスライド機構、フィット感のいい低反発クッションなどにより、上質な座り心地を実現。さらに、フロアとシートの間にはゴムブッシュを新たに設けることで、“免震構造”を採用した高層ビルのように揺れを感じにくくしているといいます。
ちなみに、新型アルファードの「Z」グレードや新型ヴェルファイアの「Zプレミア」に採用される2列目の“エグゼクティブパワーシート”も、必要にして十分以上の座り心地を提供してくれそうです。
前後のシートスライドこそ手動ですが、リクライニングとオットマンは電動調節が可能。リクライニング時もゆったりと腕を置けるアームレストやシート間の折り畳み式サイドテーブル、快適温熱シート+ベンチレーションシートも設定されています。
●反対側のウインドウやシェードも気軽に操作可能
そんな多機能なセカンドシートの快適性をさらに高めてくれるのが、天井部分に備わる“スーパーロングオーバーヘッドコンソール”です。これまでルーフを始めとする各所に点在していた後席用エアコンやパワーウインドウ、スライドドア、シェード類に関する操作スイッチをここに集約しています。
その恩恵は絶大で、例えば右側のシートに座っていても、左側のスライドドアやウインドウを開けたり、シェード類を閉めたりすることが可能。
そのため、手の届かない側の窓から差し込む日差しも、スイッチ操作でシェードを閉めることで遮ることができるようになっています。
またエグゼクティブラウンジには、セカンドシートのアームレストに“リヤマルチオペレーションパネル”装備。オーディオや照明、シートなど車内のさまざまな機能を操作することができます。
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