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ブラックとブラウンの革靴どう使い分ける? フォーマルなデザインとは? 革靴の基礎マナーと選び方

●フォーマルな革靴とはどのようなもの?

 ファッションはセンスも大事ですが、それ以上に大事なのがTPOに合わせたマナーです。

 どれだけおしゃれな服装でも状況に合わせた組み合わせができなければ、失礼な印象を与えてしまうかもしれません。

 とくに足元を飾る革靴は、結婚式や葬式などの格式の高い行事などでの正しい選び方は必須です。

 また、革靴ならなんでもいいわけでなく、デザインや色などさまざまなものがあり、シーンごとに履き替える必要があります。

 雑誌等、さまざまなメディアで活躍するスタイリストの宇田川雄一氏はフォーマルな革靴について、次のように話します。

 「冠婚葬祭やビジネスシーンでフォーマルな革靴を履く場合、まずは『ストレートチップ』のものを選びます。さらに、フォーマルな場では飾りやステッチが入っていない『プレーントゥ』の革靴がふさわしいといえます」

 デザインとして一番フォーマル度の高い革靴である「ストレートチップ」は、つま先に横一文字の切り替えが入っているタイプです。

 冠婚葬祭や就職活動まで幅広く使えるのが魅力で、一足は持っておきたいデザインです。

 そして、次にフォーマル度が高い「プレーントゥ」ですが、つま先に切り替えやステッチが入ってないため、シンプルでフォーマルな印象を与えます。

 ビジネスやカジュアル目の服装にも合わせやすいので、選ばれる機会が多いといえます。

カラー、デザインはファッションだけでなくTPOに合わせて選べると大人らしい装いになる
カラー、デザインはファッションだけでなくTPOに合わせて選べると大人らしい装いになる

●革靴には状況に応じて履いてはいけない靴もある

 一方で、宇田川氏はフォーマルな場合に避けた方が良い靴について、次のように話します。

 「『メダリオン』のような埋め込みが入っているウィングチップは避けた方が良いです。飾りが入っている革靴はカジュアルな印象を与えます。また、オーファーやモカシンのようなスリッポン式のものもふさわしくはありません。さらに、革靴の色は黒を選びます。茶色のような派手な色は場によっては失礼になってしまうかもしれません」

 ウイングチップとは、つま先の切り替えが鳥の翼のような形になっているもので、その多くは、メダリオンと呼ばれるつま先に穴飾りを施していることがあり、カジュアルの印象が強いので冠婚葬祭には不向きな革靴といえます。

 また、「ローファー」は靴ひものない革靴ですが、もともと脱ぎ履きが楽で「なまけもの」という意味なので、冠婚葬祭はもちろんのことビジネスシーンでもNGとされています。

 色に関しては、結婚式や葬式に関しては黒一択で、茶色などの革靴は平服などの結婚式や結婚式の二次会で履くのが無難です。

 ほかにもワニ柄やヘビ柄などのアニマル柄は、殺生などの縁起の悪いイメージをもたれがちなので、冠婚葬祭ではふさわしくありません。
 
 また、スウェードも同様に子牛や子羊の革を使っているので避けておくのが無難です。

 そして、デザインの他にも紐を通す部位には2種類が存在し「内羽根」「外羽根」があります。紐を通す部分を羽根といいますが、内羽根は靴の甲の部分と羽根の部分が一部一体化していて、見た目がスマートな印象になります。

 上品な印象を与えることから、結婚式や葬式など格式の高い儀式で着用されることが一般的です。

 ただし、内羽根は開口部を広くすることが難しいので、足入れの面では若干苦労するかもしれません。

 もうひとつの外羽根は、紐を通す羽根の部分が外側から取り付けられていることをいいます。

 革靴はデザインなどの他にも色や素材などでも利用できるシーンが変わってきます。
 
 もちろん、平服の結婚式など比較的カジュアルなシーンでも、スニーカーやブーツなどの着用は厳禁です。

※ ※ ※

 ファッションは足元からというように、靴の部分で手を抜くとすべてが台なしになります。コーディネイトのこだわりも大事ですが、まずはマナーを守った革靴選びをすることが重要といえます。もちろん、キレイに磨いておくことは最低限のマナーです。

 一方で、宇田川氏はフォーマルな革靴の選び方について、次のようにも話します。

 「フォーマルの捉え方も徐々にカジュアルになってきている印象があります。例えば、結婚式では親族や友人など関係性によってフォーマルのニュアンスも変わります。時と場合に合わせて革靴を着用し、失礼のないように配慮しつつも、フォーマルなファッションを楽しめるといいかもしれません」

Gallery 【画像】革靴の種類を知ってる?ストレートチップ、プレーントゥほか特徴を写真で見る(4枚)
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Peacock Blue K.K.
東京・渋谷を拠点とするオンライン・ニュース・エージェンシー。インターネット・ユーザーの興味関心をひくライトな記事を中心に、独自の取材ネットワークを活用した新車スクープ記事、ビジネスコラム、海外現地取材記事など、年間約5000本のコンテンツを配信中。2017年創業。

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