VAGUE(ヴァーグ)

メルセデス・ベンツ新型「GLB」日本上陸 人気の3列7人乗りコンパクトSUVが初のマイナーチェンジでどう進化?

ガソリンとディーゼルの2グレードを用意

 パワートレインも刷新。GLB180に搭載される「M282」エンジンでは、「デルタ形シリンダーヘッド」が採用され、その名のとおり、シリンダーヘッドが三角柱を横に寝かした形状となっています。

 通常のシリンダーヘッドに比べると、装着時の高さがある一方、幅や重さが小さくなり、軽量化、省スペース性能が向上しています。

 またノイズの低減にも力を注ぎ、。吸気ダクトにヘルムホルツ共鳴器を採用、触媒コンバーターには遮音シールを施したほか、カバーもノイズ低減の役目を持たせています。

メルセデス・ベンツ改良新型「GLB」のインテリア
メルセデス・ベンツ改良新型「GLB」のインテリア

 GLB200d 4MATICに搭載される「OM654q」は、最高出力 150馬力、最大トルク320Nmと、コンパクトなボディを力強く加速させる性能を有しながら、低振動で高い静粛性を両立させています。

 シリンダーピッチを90mm、シリンダー間の厚みを8mmとして、全長をコンパクトにまとめたシリンダーブロックは軽量化のためにアルミニウム製となっている一方、ピストンはスチール製となります。

 この熱膨張率の異なる素材を採用することで40%以上摩擦を低減しています。また、シリンダーウォールにスチールカーボン材を溶射
コーティングする「NANOSLIDE」摩擦低減加工を施しています。

Gallery 【画像】どこが変わった? メルセデス・ベンツ新型「GLB」を見る(20枚)

page

  • 1
  • 2

RECOMMEND