「オフロードでドリフト走行」が決まる! 4本のタイヤで走破性と安定性も抜群!! カワサキ「ATV」の魅力と実力とは?
オフロードの楽しさを味わうのに格好のモデル
カワサキが2023年夏に発売したATV(オール・テレーン・ビークル)。排気量が大きい方から「BRUTE FORCE 300」、「KFX90」、「KFX50」の3モデルをラインナップします。
いずれも公道走行はできませんが、オフロード向けのタイヤを装備しており、荒れた道を難なく走破できるのがポイントです。

クローズドコースで走行することを前提としたモデルのため、運転免許証を持たない子どもでも乗ることが可能。50ccの「KFX50」は6歳〜、90ccの「KFX90」は10歳〜の年齢を想定しています。
カワサキは現在、公道走行可能な2輪車にこれらの排気量をラインナップしていませんが、モータースポーツの入り口として、今後は小排気量ATVの販売にも力を入れていくとのことです。
公道走行ができないモデルゆえ、今回、試乗できたのはクローズドのダートコース。砂利敷きの駐車場を仕切ったようなスペースで決して広いコースではありませんが、4輪ATVの魅力を十分に味わうことができました。
まず乗ったのは、排気量が最も小さい「KFX50」。最高出力4.8psのため直線での最高速度は特筆するほどではありませんが、コーナーでハンドルを切ってアクセルを開けるとリアタイヤがズルズルとすべり始め、タイヤをスライドさせながら走るオフロードライディングの醍醐味を堪能できました。
2輪のオフロードバイクで同様の走り方をすると転倒の不安がつきまとい、なかなか思い切った操作ができませんが、タイヤが4本あることで安心してオフロードの楽しさを満喫できます。
●ドリフト走行を楽しめる大人の玩具
続いて試乗したのは「KFX90」。個人的に最も楽しいと感じたモデルです。
直線でのスピードの乗りがよく、車体が122kgと軽量なこともあってコーナーでも思う存分振り回すことができます。
リアタイヤをスライドさせながらコーナーを立ち上がるのにちょうどいいパワーと車重で、大人が乗っても存分に楽しむことができました。
排気量が最も大きい「BRUTE FORCE 300」は車重が243kgもあることから、やはり別格の安定感があります。
そのため乗ってみると、バイクというよりもクルマに近いような印象ですが、リアタイヤをスライドさせながら走る楽しさは「KFX90」に通じるものがあります。クルマのドリフト走行に近い感覚を気軽に味わうことができました。
* * *
ちなみに3モデルとも、自動遠心クラッチと無段変速トルクコンバーターを装備しており、スロットルレバーと左右のブレーキレバーの操作に集中しながら走れます。
子どものオフロードデビュー用からスライドやドリフト走行を満喫したい大人の玩具としてまで、カワサキのATVは多彩な魅力を備えているなと感じました。
●製品仕様
■BRUTE FORCE 300
・価格(消費税込):88万円
・サイズ:1915×1080×1170mm
・重量:243kg
・エンジン形式:水冷4ストローク単気筒SOHC2バルブ
・総排気量:271cc
・最高出力:22ps/7500rpm
・最大トルク:22Nm/6500rpm
■KFX90
・価格(消費税込):50万6000円
・サイズ:1425×900×925mm
・重量:122kg
・エンジン形式:水冷4ストローク単気筒SOHC2バルブ
・総排気量:90cc
・最高出力:6.5ps/7500rpm
・最大トルク:6.6Nm/5500rpm
■KFX50
・価格(消費税込):46万2000円
・サイズ:1400×880×885mm
・重量:113kg
・エンジン形式:水冷4ストローク単気筒SOHC2バルブ
・総排気量:50cc
・最高出力:4.8ps/7500rpm
・最大トルク:3.3Nm/6500rpm
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