ケータハム新型「プロジェクトV」日本初公開 2025年にも市販予定の軽量スポーツカーってどんなクルマ?デザイナーに聞いた その魅力とは
ケータハム初のEVモデルは2025年後半に市販化予定
英国のライトウェイトスポーツカーメーカーであるCATERHAM(ケータハム)は2024年1月12日、日本最大級のカスタムカーショー「オートサロン2024」にて、コンセプトカー「プロジェクトV」を日本初披露しました。
プロジェクトVは、同社初のEV専用車として開発が進む次世代スポーツカーです。
日本初披露に合わせて、同車のデザインを手がけたアンソニー・ジャナリ氏に話を聞きました。

東京オートサロン2024にてお披露目されたケータハム プロジェクトVは、軽量、シンプル、機敏さというケータハムのドライバー重視のDNAを受け継ぐEVクーペのコンセプトカーとして、2023年7月13日、イングランド・ウェールズで開催される世界的に有名なモータースポーツイベント「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード」にて世界初披露されました。
まずはケーターハムプロジェクトVについて紹介しましょう。
流麗なクーペボディは、EVを前提にデザインされ、コンパクトなパワートレイン構造を活かした地を這うような低いシルエットが特徴的です。
そのボディサイズは、全長4255mm×全幅1893mm×全高1226mmとコンパクトですが、2581mmというロングホイールベースに仕立てられており、走行安定性の高さを予感させます。
EVと聞くと車両重量が心配になりますが、プロジェクトVは軽量であることも重視しており、目標重量を1190㎏と定めています。
その上、55kWhのUSOCリチウムイオンバッテリーパックを搭載し、WLTP航続距離は400kmとており、150kWの急速充電に対応することで、バッテリー残量を15分で20%から80%まで回復することが可能な高い実用性も備えています。
軽量化の秘密のひとつが、ボディ構造にあり、革新的なカーボンファイバーとアルミニウムの複合シャシの採用が大きく貢献しています。
走りの肝となる足回りですが、サスペンションは前後ともにダブルウィッシュボーンとし、タイヤは、フロントに235/35R19、リアに285/30R20という前後異形サイズが与えられ、タイヤの銘柄には、ミシュランパイロットスポーツ4Sがチョイスされています。
スポーツカーとしてのスペックはどうなのでしょうか。
リアアクスルには、200kW(272馬力)シングルモーターを搭載することで、0-100km/h加速が4.5秒未満、最高速度230km/hとされており、ライトウェイトスポーツに相応しい性能を目指していることがわかります。ちなみに、0-100km/h加速が4.5秒となる市販車のひとつが、アルピーヌA110です。
インテリアもライトウェイトスポーツカーらしさと次世代EVスポーツの特徴が反映されています。

カーボンパネルによるダッシュボードデザインは、ケータハムセブンを彷彿させるシンプルなデザインで同様に5連メーターを装備。ただし、メーター類はすべてフルデジタルであり、スポーツカーとEVに必要な情報を分かりやすく提供してくれます。
さらにクーペということからグランツーリスモ的な要素も与えられ、エアコンやスマートフォンとの連携可能なインフォメーションシステムも与えられています。
そしてユニークなのが、2+1の3人乗りのシートレイアウトを採用していること。スポーツカーらしいコンパクトなキャビンを最大限活用するアイデアですが、後席が、しっかりと大人の男性が乗り込んでも使える空間となっているのがポイント。これもフロアがフラットなEVならではのアイデアでしょう。
さらに必要とあれば、オプションで2+2の4人乗りも選べるそうですが、大人を後席に座らせることがあるならば、3人乗り仕様がベターでしょう。
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