メルセデスAMG新型「GT」は実用性もメカも大胆に刷新! 豪快かつ安心感ある走りでポルシェ911に「待った」をかけられるか?
2トンに迫る車重が信じられないほどの身のこなし
ワインディングロードでも新しいメルセデスAMG GTは素晴らしい切れ味を堪能させてくれました。

フロントのコンパクトに設計されたマルチリンクサスペンション、4輪のサスペンションを油圧でつないでロールを抑えるセミアクティブサスペンションに、後輪を最大2.5度まで操舵するリアアクスルステアリングといったハードウェアはやはりSLと共通ながら、操舵に対する応答は格段にシャープで、まさに切り込んだ瞬間にノーズがイン側に向くかのよう。ホイールベースが伸びたことなど、まるで意識させることはありません。
旋回スピードも尋常じゃありません! 正直、ワインディングロードをちょっと攻めたくらいでは、限界など垣間見ることは不可能。ほぼ2トンに迫ろうとする車重が信じられない身のこなしです。
そして、コーナーの出口に向かってアクセルを踏み込めば、リア寄りの駆動力配分によって、さながらFRのように豪快に、それでいて安心感たっぷりに立ち上がることができるのです。
こうして走らせているうちに、SL云々という話は完全に頭の中から消え去ってしまいました。まさしくAMG GT。けれども、間口はしっかり広げられたその走りに大いに感心させられ、実は内緒で指定されたルートを外れ、別のワインディングロードまで攻めに行ってしまったのでした。
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大きく生まれ変わった新しいメルセデスAMG GTは、実用性に関する面も含めて、これまで以上に多くの人にアピールしそうな資質を備えていました。走り慣れた日本の道で試せる日が早くやってきますように!
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