国産チューニングカーの元祖!? 昭和のスペシャルクーペ 日産「フェアレディZ432」が米国オークションに登場! その驚きの落札価格とは
いまでは希少な初代フェアレディZのハイスペックバージョン
最近ではクルマの価格が年々高騰していますが、それは新車だけに限らず中古車にも反映されています。
とくに昭和時代に生産された国産のスポーツカーは価格が軒並み高騰し、1000万円以上の価格がつくことも珍しくありません。
さらに生産台数の少ない限定車や年数の古い旧車はそもそも入手困難なこともあり、程度のいいクルマはプレミア価格がつくことも多いです。
そんななか、日産のスポーツカーを代表するクルマである初代「フェアレディZ」のハイパフォーマンスモデルの「Z432」が、アメリカのオークションに出品され、高値で落札されました。

現在でも日産を代表するモデルとして人気のフェアレディZですが、初代モデルの「Z432」はどのようなクルマだったのでしょうか。
初代フェアレディZ(S30型)は1969年に発表され、日本だけでなく世界各国で販売されました。
ロングノーズ、ショートデッキのスポーティなシルエットの割には、リーズナブルな価格設定ということもあって、とくに北米市場で人気を博しました。
およそ9年間にわたって販売された台数は52万台を超え、世界一の販売台数を誇るスポーツカーとして、いまだにこの記録は破られていません。

その初代フェアレディZに、当時の国産車としては驚異的なスペックを誇っていた「ハコスカGT-R」のS20型エンジンを搭載したモデルがZ432になります。
S20型エンジンは、2リッターの直列6気筒、4バルブのDOHCで最高出力は160馬力、最大トルクは18.0kgを誇ります。
ちなみに車名の432とは、4バルブ、3キャブレター、2カムシャフトからとったネーミングです。
またGT-Rのエンジンを搭載するだけでなく、LSDを装備し、足元にはマグネシウムホイールを装着するなど贅沢な造りになっています。
そのため、価格は標準モデルのZに対して2倍近い185万円で販売されており、クルマの性質上、現存するモデルは十数台ほどといわれています。
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