国産チューニングカーの元祖!? 昭和のスペシャルクーペ 日産「フェアレディZ432」が米国オークションに登場! その驚きの落札価格とは
1971年式ながら走行距離はわずか3万3000kmの極上個体
このような希少車のZ432ですが、アメリカのオークションサイト大手の「Bring a Trailer」に出品されて高値で落札されました。

今回、オークションに出品されたモデルは、1971年式のフェアレディZ432で走行距離はメーター読みでわずか3万3000kmしか走行していません。
もともとは日本市場向けに生産された約420台のうちの1台で、2014年にアメリカに輸入されました。
カラーはオレンジに再塗装され、リアスポイラー、テールパネル、フェンダーに取り付けられたサイドミラーはブラックで仕上げられています。
マグネシウムホイールもブラック仕上げになっており、タイヤは195/65R14サイズの「ダンロップ ル・マンLM702」が装着済みです。
シートはブラックビニールレザーのバケットシートが装備され、カラーコーディネイトされたドアパネルとセンタートンネルのダイヤモンドパターンが斬新です。
また、ロールバーやヒーター、押しボタンラジオもオリジナルの状態で装備されています。
ほかにも、この手のクルマはチューニングされていることが多いなか、今回の個体ではアフターマーケットのパーツはステンレスマニホールドと補助オイルクーラーぐらいで、他はほとんどノーマルという珍しい状態です。
このように50年以上前のクルマとは思えないほど極上のZ432ですが、今回のオークションでは25万ドル、日本円に換算すると3500万円を超える価格で落札されました。
ここまでの高値で落札された理由のひとつに、丁寧に扱われていた個体ということがあげられます。
事実、アメリカで2015年に開催されたクラシックカーの祭典である「コンクール デレガンス オブ アメリカ」で最優秀賞を受賞したほどです。
また、走行距離が少ないだけなく、ノーマルに限りなく近い点も価格が上がった理由のひとつといえるでしょう。
※ ※ ※
ハコスカGT-Rのエンジンとハッチバックスタイルの今回のZ432には、9件の入札が入り、大いに盛り上がりました。
また、ボンネット裏側にはフェアレディZの生みの親である片山豊氏とデザインを担当した松尾良彦氏の直筆サインが入っているのも大きなポイントといえるでしょう。
page
- 1
- 2
VAGUEからのオススメ
浅草発マイクロブランドの真価――クロノス広田雅将×ウォッチディレクター渡辺雅己が語る「誠実な時計づくり」とは【PR】