半世紀以上前の「ハコスカ」を米国で発見!? オークションに登場した日産スカイライン「GT-R仕様」の落札価格とは
高額で落札されたハコスカ?どのようなクルマなの?
2024年1月にアメリカで、日産「スカイライン」、通称「ハコスカ」がオークションに登場しました。
今回発見されたのは、いったいどのような個体になっているのでしょうか。
日産スカイラインシリーズは1957年にデビュー。セダンモデルやクーペモデルなど複数のボディタイプがラインナップされ、高い人気を集めました。
1968年に登場した3代目にあたるスカイラインは、箱のように四角い形をしていることから「ハコスカ」の愛称で親しまれています。
これは発売当初からそう呼ばれていたわけではなく、4代目スカイラインが登場してから、両モデルを比較して呼ばれるようになったそうです。
1969年にはパフォーマンスモデルであるスカイラインGT-Rが追加され、さらなる注目を集め、その人気は生産から約50年以上が経過している2024年になっても国内外ともに健在となっています。
そんな高い人気を誇るハコスカですが、今回発見されたハコスカは、1972年式のスカイライン(KGC10型)というモデルです。
KGC10型は、1970年に実施されたC10型のマイナーチェンジによって追加設定されました。
当時のスカイラインのモデルラインナップの中には、S20型エンジンを搭載したモデルとL20型エンジンを搭載したモデルがあり、今回のモデルはマイナーチェンジのタイミングで登場した、2ドアハードトップモデルになります。
エンブレムには「GT-R」とありますが、エンジンはSOHCのL20型、トランスミッションは4速MTなので、日産スカイライン「GT-R仕様」ということになります。
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