箱根駅伝のトヨタ車に続いて「東京マラソン2024」ではポルシェが先導…なぜ? 自動車メーカーが駅伝やマラソン大会をサポートする理由とは?
駅伝やマラソン競技で注目を集めるオフィシャル車両
ポルシェジャパンは、2024年3月3日に開催される東京マラソン2024のオフィシャルカーとして、フル電動スポーツカーの「タイカン」を提供。先頃そのラッピングビジュアルが公開されました。

公道を舞台におこなわれるマラソン&駅伝競技では、しばしばランナーたちをサポートするオフィシャル車両にも注目が集まります。
お正月の風物詩となった箱根駅伝では、トヨタ自動車が協賛スポンサーを務めるとともに、各大学の監督たちが乗る運営管理車を始め、大会本部車、大会会長車、緊急対応車など多くの車両を提供しています。
もちろん、テレビ中継で高視聴率を獲得する箱根駅伝だけに、それによる宣伝効果は莫大なものがあると推測できます。
しかしトヨタ自動車は、単に車両を提供するだけでなく、各車両を運転するドライバーの派遣やトレーニングも担当。さらに、沿道にある販売店の協力の下、大会当日に店頭で観戦グッズを配布するなど、グループ全体で箱根駅伝という巨大イベントをサポートしていることがうかがえます。
それでは今回、初めて東京マラソンのオフィシャルパートナーとなったポルシェジャパンには、どのようなねらいがあるのでしょうか?
●スタートからフィニッシュまで20台の「タイカン」がサポート
2007年に第1回大会が開催された東京マラソンは、すでに世界6大メジャーマラソンとして広く認知されており、2023年に開催された第16回大会には3万8423名ものランナーが出走。日本だけでなく海外のランナーたちも多数参加しています。
こうした規模の大きさから、大会運営には先導車を始めとする随行車のほか、一定距離ごとに経過時間を掲示する時計車など、多くの運営車両が必要だといいます。
そんな東京マラソンに、今回、ポルシェジャパンは20台ものフル電動スポーツカー「タイカン」を提供。20台の「タイカン」は先導車両や審判長車両といったオフィシャルカーとして、東京都庁のスタート地点から東京駅前・行幸通りのフィニッシュ地点までランナーたちをサポートします。
ちなみに「タイカン」は100%モーターで走る電気自動車だけに、アスリートたちにとってもクリーンでやさしいオフィシャルカーとなるでしょう。
では、ポルシェジャパンはなぜ、東京マラソンのオフィシャルパートナーになったのでしょうか?
関係者によると、同社が推進する地域貢献、およびスポーツ振興に対する取り組みの一環として、今回初めて東京マラソンのオフィシャルパートナーを務めることが決定。運営を支援するオフィシャル車両の提供に至ったといいます。
それを受けて、ポルシェジャパンのフィリップ・フォン・ヴィッツェンドルフ社長は、「東京都のゼロエミッションビークル促進活動に賛同し、2023年10月に開催されたマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)や東京レガシーハーフマラソン2023に初めて『タイカン』を審判長車として無償提供したときの感動と反響は今も忘れられません。東京マラソン2024にポルシェジャパンが参加できることに多大な誇りを感じます」とコメントしています。
また、「東京がひとつになる日。」をコンセプトに掲げる東京マラソンを通じて、ポルシェジャパンは企業市民として地域への貢献を図るとともに、すべての参加者を応援するとしています。
今回、東京マラソン2024のオフィシャルカーとして活躍する「タイカン」には、ボディパネルに現在と未来を表現する道筋が描かれるとともに、“DRIVEN BY DREAMS”というメッセージが刻まれています。
“DRIVEN BY DREAMS”というメッセージは、夢に向かって挑戦する人を称えるというポルシェブランドが掲げる思想を含んだもの。
つまり、東京マラソンという夢の舞台に挑戦するアスリートたちを鼓舞し賞賛すべく、ポルシェジャパンは東京マラソンのオフィシャルパートナーとなったことがうかがえます。
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公道を舞台におこなわれるマラソン&駅伝競技は宣伝効果が高いことから、各大会にオフィシャル車両を提供している自動車メーカーやインポーターが得る経済効果にばかり目が向きがちです。しかし、各社はそれだけではなく、さまざまなねらいやコンセプトの下、夢に挑むランナーたちをサポートしているのです。
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