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最高出力542馬力を誇るマセラティ 新型「グランカブリオ」が登場!

電動車デビューも控えるなか3リッターV型6気筒ツインターボエンジン搭載モデル登場

 マセラティは2024年2月29日、新型「GranCabrio(グランカブリオ)」を欧州で発表しました。

 新型グランカブリオは、マセラティの2ドアクーペ「GranTurismo(グラントゥーリズモ)」をベースとした4シーターオープンモデルです。

2024年2月29日に発表されたマセラティ 新型「グランカブリオ」
2024年2月29日に発表されたマセラティ 新型「グランカブリオ」

 初代グラントゥーリズモは2007年に登場、グランカブリオはその2年後、2009年に登場しました。

 2代目のグラントゥーリズモは2022年10月に世界初公開。従来同様の内燃機関モデルに加え、100%電動モデル(EV)を用意しているのが特徴です。

 4シーターオープンモデルの新型グランカブリオも、新型グラントゥーリズモ同様に100%電動モデルの「フォルゴーレ」が導入されますが、先陣を切って今回欧州で発表されたのは、3リッターV型6気筒ツインターボエンジンを搭載し、最高出力542馬力を発揮する内燃エンジンモデルの「トロフェオ」です。

 オープンエアドライブを存分に楽しむことができる電動格納式ソフトトップを搭載しており、このファブリック製のソフトトップは5色のカラーバリエーションが用意されています。

 開閉はインストルメントパネル中央のタッチスクリーンで操作でき、50km/h以下であれば走行中も開閉が可能。開閉に要する時間はわずか14秒と短く、スムーズなオープンエアドライブを楽しむことができるとしています。

 また、ソフトトップを格納する際には、トランクスペースへの干渉を最小限に抑え、4人の乗員のための十分なスペースを確保するよう設計されています。

 さらに、フロントシートにはドライバーとパッセンジャーの首まわりを温める3段階温度調整可能なネックウオーマーを標準装備。オプション装備として、2人乗車時に使用可能なウインドストッパーも用意しており、これは手動で折りたたむことができ、オープン時であっても車内での乱気流の発生を軽減し、車両のエアロダイナミクスを最大限に生かせるとのことです。

 ベースとなっている新型「グラントゥーリズモ」には、マセラティが導入した初めてのフルEVモデルである「グラントゥーリズモ フォルゴーレ」もラインナップされており、今回発表された新型グランカブリオにも100%電動モデルが用意される予定です。

 同社は2025年までにマセラティの全モデルにフルEVモデルを導入するとしており、2028年までには全モデルを電動化する予定とのことです。

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