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マニュアル車のM3はこれが最後!? 特別なBMW「M3 MTファイナルエディション」注文受付開始

限定150台の特別なM3

 ビー・エム・ダブリュー(BMW日本)は2024年3月13日、BMW「M3」にマニュアル・トランスミッションを搭載した限定車「M3 MT Final Edition(M3 MTファイナルエディション)」の注文の受付を、同年3月27日まで注文受付専用ウェブサイト上限定にて実施すると発表しました。

 日本国内において150台限定での導入となり、限定台数より注文数が上回った場合には抽選により本年5月までに当選者を決定、納車開始は同年第2四半期以降を予定しています。

BMWの限定車「M3 MT Final Edition(M3 MTファイナルエディション)」
BMWの限定車「M3 MT Final Edition(M3 MTファイナルエディション)」

 M3は、1985年にBMW「3シリーズ」をベースにBMW M社がチューニングを施した初代「E30」型が登場したのがその始まりです。215馬力を発揮する直列4気筒エンジンに5速MTが組み合わされ、量産車とモータースポーツ仕様車の一貫した並行開発が行われました。

 以降1992年には2代目「E36型M3」、2001年に3代目「E46型M3」、2010年に4代目「E90型M3」、2014年に5代目「F80型M3」と進化、現行型M3は開発コード「G80」と呼ばれるモデルで、M3としては6代目。日本でも2021年1月に登場しました。

 今回登場した限定車、M3 MTファイナルエディションは、ドイツ・ツーリングカー選手権(DTM)において、初代M3が初優勝を飾ってから35周年を記念するモデルです。通常には設定のないマニュアル・トランスミッションを搭載した右ハンドルモデルであると同時に、専用のゴールド塗装のホイールや、シートに赤いアクセントを施すなど、DTMにおいてM3が初優勝した際の。ロベルト・ラバリア選手のドライブしたレーシングマシンを彷彿とさせるモデルです。

 全長4805mm×全幅1905mm×全幅1435mmというボディサイズで、480馬力・550Nmを発生する3リッター直列6気筒ツインターボエンジンを搭載します。

 M3 MTファイナルエディションの消費税込みの車両価格は1420万円で、右ハンドル/MT仕様です。

 150台の限定となり、外装色アルピンホワイトが50台、ブラックサファイアが50台、Mブルックリングレーが50台となります。

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