約70年前に登場したBMWの“大衆車”!? 時代を先取りした2人乗りの元祖マイクロカー BMW「イセッタ」ってどんなクルマ?
極上の1957年式イセッタの気になる落札価格は?
出品された個体は1957年製造のもの。
シャンパンレッドとフェザーホワイトの2トーンカラーで、4速マニュアルのギアを採用しています。

走行距離は3万2622マイル(5万2500km)と少なめ(出品者によれば、保証はできかねるとのこと)。外観の状態は良く、シャンパンレッドとフェザーホワイトの2トーンカラーが綺麗に発色しています。
ホイールも錆がなく良好な状態。中央部のBMWのロゴマークもはっきりと見て取れます。
外観同様、車内も綺麗な状態が保たれています。錆が見当たらないことはもちろん、レザーシートは多少のシワがあるのみでひび割れはないようです。
屋根は幌のオープン式。暖かい日などに屋根を開ければ気持ち良いドライブが楽しめそうです。
ちなみに状態が良い理由は、再整備をしたから。ボディの再塗装はもちろん、エンジンやトランスミッションにも粉体塗装を施したとのこと。
そのため、車体の内側にあるエンジンも綺麗な状態が保たれています。エンジンオイルの交換も定期的に実施され、最新の交換は2023年4月に行ったようです。
なお、無垢の金属パーツは経年による色のくすみが見られます。しかし機能性に影響はないもので、その気になれば市販のポリッシュなどで磨いて輝きを復活させられるでしょう。
※ ※ ※
今回のイセッタ300は、4万7000ドルで落札されました。日本円に換算すると、約729万4000円となります。
1950年代の小さな小型車にこのプライスがつけられるということは相当価値が高いことを意味しているといえます。
2人乗りで小さいイセッタは、やがて4人乗りになるなどボディが拡大し、1960年初頭には生産が終了したようです。
しかしBMWではありませんが、イセッタをモチーフとした小型EVが現在欧州で発売されています。小型車はEVとの相性が良く、次世代のパーソナルモビリティとして注目を浴びています。
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