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今なら逆に売れるんじゃ!? ランボルギーニ「ウルス」の“パイセン” 35年前に登場した元祖・高性能SUVとは

1988年製のランボルギーニ「LM002」 気になる落札金額とは?

 オークションに出品されたLM002は1988年製。発売から2年後のため初期型のモデルとなります。

オークションに登場したランボルギーニ「LM002」Neil Fraser ©2024 Courtesy of RM Sotheby's
オークションに登場したランボルギーニ「LM002」Neil Fraser ©2024 Courtesy of RM Sotheby's

 エンジンはもちろん先の5.2リッターV12を搭載しています。

 なにより走行距離が、オークション登録時点で1万7273kmしかさしておらず、極上の個体といえるでしょう。

 内外装の特徴は、アカプルコブルーのボディカラーにグリジオレザーのインテリアを採用しています。

 ランボルギーニの記録によれば、この個体は、1988年3月24日に工場から出荷され、同年11月にスウェーデンにデリバリーされたようです。

 そこからイタリアへと戻り、今度はフェルッチオ・ランボルギーニ氏の博物館に展示されたといわれています。

 その後2015年にオランダで再び登録され英国へと渡り、そこでメンテナンスを実施。

 さらに2017年にイラクに出荷され、そこでエアコンのコンプレッサー、燃料センサー、オイルフィルターなどを修理。2020年にはさらにブレーキや燃料系統のメンテナンスが実施されました。

 数奇な旅を経た個体ですが、メンテナンスが幾度も実施されているため状態は良好といえます。

 ボディは綺麗に磨かれ傷がなく、ホイールのメッキも光り輝いています。

 内装の“やれ”も少なく、グレーのレザーの傷が無いことはもちろん発色も保たれています。

 綺麗な状態ですが、メーターやシフトノブは当時のアイテムが使われているため、年代を感じるのは事実です。

 逆に手が加えられていないため、LM002の出自を感じられるでしょう。

 いずれにせよ貴重な個体であることは間違いありません。

※ ※ ※

 高級車メーカーが、スーパーカー級のスペックを盛った超高性能SUVをラインアップすることは珍しくなくなりました。

 しかし当時はかなり特異なモデルであったことは間違いありません。事実、LM002の販売は鳴かず飛ばずだったようです。

 しかし、トヨタ「ランドクルーザー70」やスズキ「ジムニー」といったレトロで無骨なSUVの人気が高い現代にLM002が登場していたら、また違った結果となったことでしょう。

 出品された個体は、34万2500英国ポンドで落札されました。日本円換算で約7000万円となります。

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「カチッ」と日常をオフに。至福の時を刻む、マインドフルネス

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