今なら逆に売れるんじゃ!? ランボルギーニ「ウルス」の“パイセン” 35年前に登場した元祖・高性能SUVとは
初代は軍用車を目指した無骨な本格クロスカントリー
スーパーカーメーカーであるランボルギーニが、その名を世界的にとどろかせた「カウンタック」を、現代に復活させたことに驚いた人は多いでしょう。
その前のサプライズは、SUV「ウルス」の登場ではないでしょうか。

ランボルギーニといえば、全高が低く攻撃的な外観をしたスーパースポーツカーを作り続けてきたメーカーです。
そのメーカーもSUVに参入するとは、世界中でSUVが高い需要を発揮しているかを物語る例といっても良いでしょう。
しかしウルスは、じつはランボルギーニとしては2代目のSUVです。
新開発ではあるものの、初登場ではないのです。
ウルスの登場により、皮肉にもランボルギーニ初のSUV「LM002」が注目を浴びることになりました。
そのLM002が、英国のオークションサイト「RMサザビーズ」に出品・落札されました。
※ ※ ※
LM002が発売されたのは1986年のこと。その頃は「カウンタック」も現役で販売されていた時代です。
もともと軍用車としての正式採用を目指して開発されたLM002は、流行のSUVというよりもタフネス性と走破性を重要視した「クロスカントリー車」といえます。
そのため、ボディスタイルはスーパーカーのようなアーティスティックなものではなく、面と直線で構成された無骨な外観となっています。
タイヤもスポーティなタイプではなく、クロスカントリーそのものの極太仕様なので、誰もがオフローダーとして認識するでしょう。
ただ、本格クロスカントリーモデルでもランボルギーニ製であることには変わらず、それが現れているのがエンジンです。
「カウンタック・クワトロヴァルヴォーレ/アニバーサリー」が搭載した5.2リッターのV型12気筒DOHCエンジンを搭載していました。
搭載にあたりLM002用に最適化したため最高出力を抑えたものの、それでも450馬力を発生し、車重が3000kgを超えているにもかかわらず210km/hの速度が出たとされています。
外観は軍用車でも、中身はランボルギーニらしさが消えておらず、高性能SUVの先駆けとも捉えられます。
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