飲食店での外国人観光客のマナー問題! 礼儀正しい客も多い!? 実際にお店側の「ホンネ」は? ネットでの反応で考えるインバウンド対応とは
●文化の違いが強い「食」…飲食店のホンネとは
外国人客の対応をめぐって様々な問題を抱えている飲食店ですが、実際に現場ではどのようなことが起こっているのでしょうか。
外国人客も多く訪れているという都内飲食店の従業員は、次のように話しました。
「やはり文化の違いによるマナー問題が多いですね。例えば中国人のお客様ですと、手羽先の骨など、食事からでたゴミは直接テーブルに置いています。向こうではそれがルールみたいです。
あと、たくさん注文をして全部は食べずに残す、という人が多いです。正直、あまり散らかされると片付けの負担が増えてしまうので困っている、というのが現場の本音だと思います」
このように、文化の違いによって悩まされていることが多いようです。

中国では、食卓にテーブルクロスを敷き、テーブルの上に骨やエビのからなどを置くのが一般的となっているようです。
後始末のときはテーブルクロスごと片付けます。こういった文化の違いに日本の飲食店では対応に困っているというケースも。
他の国のお客さんの場合でも、文化の違いからか店員を困らせるような行為は多くあります。たとえば、調味料の蓋を閉めないまま放置する、勝手に食材の持ち込みをするなど。
また、いらなくなった観光パンフレットやホテルの領収書などテーブルに放置したまま店を出ていくことも多く、忘れ物との判別がつきにくいので困っているとのことでした。
では、外国人客の対応に向けて何かしら対策は行っているのでしょうか。
この質問に対し、「当店は特に注意書きなどもしていませんし、今後もなにかしら措置をとることはないと思います」との回答が返ってきました。
理由としては、迷惑を感じる行為の多くは「文化の違い」で発生するものなので、受け入れるしかないと考えているようです。
しかし、外国人客のすべてがルールやマナーを守れないわけではありません。この従業員は次のようにも話しています。
「もちろん、外国人のお客様で親切な方もたくさんいらっしゃいます。会計の際、わざわざ日本語で『ありがとうございます、おいしかったです』と伝えてくださる方も多いです。
また、『料理を作ってくれた人にとても美味しかったと伝えて』と言われたこともありました。素直に感謝の気持ちを伝えてくださる方が多いので、その時はとても温かい気持ちになります」
言語の壁による困難はありますが、時間をかけて丁寧に接客すると感謝をしてくれる人も多いとのこと。
※ ※ ※
飲食店による外国人客のマナートラブルは、文化の違いによるものが多いです。飲食店によっては外国人客を制限しているところもあり、賛否両論を集めています。
もちろん親切で丁寧な外国人客も多くいますが、文化の差異によるトラブルはつきもの。
現状では仕方ないと受け入れるのが一般的な風潮となっていますが、現場で働いている人たちにとっては負担となっているのも事実です。
外国人観光客が増えている今、こうした現状には対策が必要だという声が多くあがっているのが印象的でした。
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