日本人の平均年収458万円 「買いたい…でも買えない」なお受注停止中のトヨタ「ランクル300」を愛車にするには年収はどれくらい必要ですか? 一番安いグレードで考えてみた
サブスクやリースを使えば敷居が下がるが……
ランドクルーザー300の新車価格は510万円から800万円に設定されています。

もっとも高価なのはディーゼルのGR SPORT、もっとも安価なのが今回検証するGXです。
GXのパッケージは、外観面では256/65R18サイズのタイヤを前後に装着し、プロジェクター式のLEDヘッドライト、同じくLEDのクリアランスランプ・LEDデイタイムランニングランプ・LEDターンランプを採用しています。
安全機能としては、車体の前後の静止物に対応するパーキングサポートブレーキ(自動緊急ブレーキ)を装備しています。
室内は5人乗りの仕様で、後部はまるまる荷室となっています。シートはファブリックで、セカンドシートタンブル機構を採用、4眼のアナログ+4.2インチTFTカラー液晶のメーターと、前席左右独立フルオートエアコンが装備されています。
さて、新車を一括で無難に購入できる年収は、買おうとする車両の2倍と考えましょう。
そうすると、GXの新車一括購入に必要な年収は約1000万円程度となります。企業内ではそこそこのポジションにいる人材の給与額といえるでしょう。
もちろん、オプション装備や納車費用を含めると、年収要件はさらに上がります。
国税庁の発表によると、2023年度の平均給与額は458万円(男女合算)となっています。
一般の給与所得者がランクル300を買うためには、GXでもローンを考えた方が良さそうです。
それでは、ローンのシミュレーションとして60回(5年)/年利4%で検証してみましょう。
納車費用やオプションは一括払いで頑張り、純粋に車体価格のみで計算すると、月々の支払いが9万3924円で、支払総額は563万5422円、利息総額は53万5422円となります。
ローンを組む際は手取りの2割程度が最適、という考え方があります。
それに則ると、月の支払いを単純に10万円として50万円の手取りが必要となります。
税金などを抜いての手取額なので、やはり企業内では相当のポジションにいなければ難しい額といえるでしょう。
ただ、現在はサブスクリプションやリース、残価設定型ローンといった購入方法が用意されています。
トヨタは「KINTO」という独自のサブスクリプションサービスを展開しています。しかし2024年6月現在、ランクル300のラインアップはありません。
しかし、トヨタ以外の企業が運営しているカーシェアリングサービスには、GXではありませんがランクル300を提供しているところがあります。 とあるサービスでは、最安1万8000円で借りられます。
リースプランも様々な業者が設定しています。とあるリース業者はGXを用意しており、5年・ボーナス併用なしのプランであれば、月々4万6000円ほどで乗ることが可能です。
また、トヨタの販売店ごとに「残価設定型ローン」も用意されています。一定期間後に残りの全額を支払う方式のもので、ローン期間中は自身の収入に見合った金額を設定可能です。
ただ、サブスクリプション/リースといった定額サービスは、整備費用も税金も込みの価格設定の上、愛車のように乗れるサービスですが、あくまで業者からの“借り物”なので、取り扱いには制限が付いてしまいます。
※ ※ ※
ランドクルーザー300は大人気車種で、2024年7月現在では受注停止となっています。
GXも安価で魅力的ですが、受注再開・納車となるまでは、しばらくの辛抱が必要です。
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