販売台数は世界で日本が4位!? アメリカンSUV ジープ「ラングラー」はなぜ人気? “究極のオフローダー”ルビコンに乗ってみた
明らかに乗り心地が良くなっている
搭載する最高出力270馬力、最大トルク400Nmを発生する2リッター直列4気筒直噴ターボエンジンは十分に力強く、吹け上がりがスムーズで、音や振動もよく抑えられています。

JL型ラングラーの登場当初は3.6リッターV6が搭載されていましたが、ほどなく2リッター直4ターボが主力になっても、ルビコンだけはオフロード走行時のコントロール性を重視して、過給機の付かない自然吸気のV6が継続して搭載されていました。
ところが、2022年の改良でついに2リッター直4ターボに換装されたわけですが、その理由がうかがい知れます。これまでとくに変更は伝えられていませんが、登場当初よりもアクセルレスポンスがリニアになり、扱いやすくなっているからです。
今回、足まわりに関する変更はオフィシャルでは伝えられていませんが、乗ると明らかに違って、乗り心地が良くなっているのがわかります。
路面の段差や継ぎ目を乗り越えたときにも、従来ならもっと衝撃が伝わってきたはずのころがそうでもなくなり、ずいぶん改善されています。ラダーフレームでも、やればできるということのようです。
他グレードのオールテレーンタイヤやオールシーズンタイヤが組み合わされるところ、ルビコンはマッド&テレーンタイヤを履くため、どうしても乗り心地やハンドリングなど舗装路では不得手な部分が顔を出すのは否めないところですが、このラギッドなルックスがルビコンによく似合っていることを思うと、許せてしまうのが不思議です。
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ラングラーは日本での売れ行きが好調で、世界では2023年に本国のアメリカとカナダ、世界最大の自動車市場である中国に次いで、その中国にわずか300台あまりの差で世界で4番目に売れた国だということです。
JL型が出て、これまでの日本での累計販売台数は2024年5月の時点で2万5000台に達しており、ミドルクラスの輸入SUVのなかでは首位の座に何年も君臨していたほどです。
直近は少々数字が落ちて、2022年が2位、2023年が3位となっていましたが、今回のマイナーチェンジを機にぜひ首位に復帰したいと関係者も意気込んでいるところだといいます。
日本では、購入者の平均年齢が43歳と他のSUVに比べて若いのも特徴で、Z世代が購入したいクルマのSUV部門で輸入車の1位に選出されたといいますが、その気持ちは50代半ばの筆者でもなんとなく理解できます。
今回も乗っている間、ずっとワクワクした気分を味わわせてくれました。そして、たとえオフロードを走らなくても、ルビコンのような仕様に憧れる人は少なくないはずです。
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