謎の「みそそば」ってなに? やっぱり一番人気は餃子!? 浅草の人気行列店「餃子の王さま」の変わらぬ味とは【遠くても行きたい町中華#12】
●「餃子のレシピは創業当時から全く変えていませんね」
1954(昭和29)年に浅草で創業、街に訪れた人たちのお腹を満たしてきた「餃子の王さま」。今年で創業70年、3代目の店主が初代と変わらぬ味を提供しています。
味はもちろんですが、1962(昭和37)年に建てられた店の佇まいも昭和、ミッドセンチュリー感たっぷり。
階段やハリ、赤い窓枠に昔ながらの札など、至る所にレトロな雰囲気を残しています。
「別にうちのお爺さんが戦時中に大陸に行って餃子を覚えて、とかじゃないんですよ。近衛兵だったから日本にいたし。なので戦後になんで中華料理を始めたのかはよくわからないんだけれどね」と話すのは3代目の佐々木光秋さん。浅草っ子らしいチャキチャキとした明るい口調です。

初代が戦後、『土地もあるし飲食店でもやるか』、となった際、なぜかひらめいたのが「餃子」。
浅草の中でもかなり早い段階で餃子のお店を始めたそうです。
「餃子のレシピは創業当時から全く変えていませんね」と店主。
70年間、親子3代、4代にわたり浅草で愛され続けてきた餃子をはじめ、お店のおすすめ料理を紹介します!
●これを食べなければ始まらない。その名も「王様の餃子」6個1皿490円
レシピは創業時のまま、包む皮も創業時からお願いしている製麺所という餃子はもちろん手作り。
油で揚げるようにして焼き目をつけ、1~2分ほどで完成。店で一番早くでてくる料理とも言えます。

中のあんは野菜たっぷり。野菜の旨みがぎっしり詰まった、いくらでも食べられそうな軽やかな餃子です。
「餃子のあんは、キャベツ9割。あとはニラ、ニンニク、ショウガ、そして少々の挽肉だね」と店主。
粉で繋ぎ合わせているのではなく、少量の油であんをまとめているのもこの店ならではの作り方。
「餃子とライスってお客さんも多いからね〜。値段を上げられないんだよ」と笑いながら話す店主。
ライス350円となら計840円、瓶ビール(中瓶)1本650円となら計1140円。確かに、これくらいで名店の味が楽しめるのはありがたい!
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