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「結局、究極の魅力って“大排気量で大パワー”だよね」……時代に逆行!? 800馬力超のエンジンが吠える「アメ車」マッスルカーの世界とは

筋肉美溢れるアメリカンスーパースポーツ3選!

 自動車業界は脱炭素化が進められていますが、一方でクルマの最高出力は向上している傾向にあります。

 自動車メーカーの技術力が向上していることはもちろん、電動モーターを組み合わせたハイブリッド車が増加していることも出力向上の要因と言えるでしょう。

 電動モーターは小型で高出力を得られることからその特性を最大限に生かし、内燃エンジンをサポートする“脇役”から“主役級”の性能を得たPHEVも増えています。

アメリカン・スーパースポーツの代表格、シボレー「コルベット」。2024年7月に追加された「コルベットZR1」は1079馬力の5.5リッターV8ツインターボを搭載
アメリカン・スーパースポーツの代表格、シボレー「コルベット」。2024年7月に追加された「コルベットZR1」は1079馬力の5.5リッターV8ツインターボを搭載

エコ性能が進むとともに、ハイパワーカーが身近な存在になってきています。

 欧州では、エンジンをダウンサイジングした代わりにPHEV方式を採用したスーパースポーツカーが増えてきています。

 モーターの特性を車体の操舵に生かしたトルクベクタリング機能を備えるモデルもあり、電動モーターの活用はエコを超えた領域に入っています。

 しかし、独自の世界観を持つハイパーカーも存在します。しかも、パワーソースは昔ながらのエンジンのみ。それがアメリカンスーパースポーツ、いわゆる“マッスルカー”です。

 まず、古き良きアメリカンマッスルの雰囲気を持つのがダッジ「チャレンジャー」でしょう。

アメ車のマッスルカーとして最初に思い浮かべる人が多いダッジ「チャレンジャー」。最高グレード「SRT スーパーストック」は818馬力の6.2リッターV8OHV+スーパーチャージャーを搭載
アメ車のマッスルカーとして最初に思い浮かべる人が多いダッジ「チャレンジャー」。最高グレード「SRT スーパーストック」は818馬力の6.2リッターV8OHV+スーパーチャージャーを搭載

 直線を基調とした箱型のクーペボディと円形かつ左右2眼ずつのヘッドライト、そしてシンプルなグリルは往年のアメリカンスタイルと言えるもので、ワイドボディ車は、さらに張り出した前後フェンダーが筋肉質なイメージを高めています。

 エンジンは5種類が用意されていますが、最高グレード「SRT スーパーストック」に搭載されるのは6.2リッターのV型8気筒OHV。アメリカンらしい「スーパーチャージャー」が搭載されており、最高出力807HP(818PS)/6400rpm・最大トルク707LB-FT(97.6kgm)を発揮します。

 これほどの大パワー・高トルクにもかかわらず、駆動方式は後輪駆動を採用。ユニークなのは「ラインロック」機能を搭載していることで、前輪のみにブレーキをかけることができます。

 それはすなわち「バーンアウト」ができるということです。V8の猛々しい音を響かせ後輪を空転し白煙をあげる。エコに反して懐古的にも思えるそんな機能が載っている点もまた、アメリカンらしいポイントではないでしょうか。

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