スポーツカーの代名詞「GT-R」はじつは日産だけのものじゃなかった! 他メーカーにもあった歴代“ジーティーアール”3選
昭和の時代に登場した「GTR」の名前を冠する名国産車3選
「GT」も「R」もクルマの名前やグレード名によく使われる名詞です。いまでこそ日産が固有名詞として使用していますが、本来「GTR」という言葉は普通名詞になります。

そのため、いまよりもありふれた名前として車名やグレード名などに用いられ、かつては「GTR」の名前が付くクルマが各メーカーで生産されていました。
そもそも「GTR」とは、どのような意味なのでしょうか。
一般的には「GT」は「Grand touring(グランドツーリング)」の略称で、「R」は「Racing(レーシング)」の意味が当てられる場合がほとんどです。
「グランドツーリングカー」とは長距離を高速かつ快適に移動できるスポーティなクルマを指し、「レーシングカー」は競技車両、つまりサーキットマシンを意味します。
「GT」と「R」が組み合わされることで、単なるスポーツカーではなく「ハイスペックロードカー」といった印象を強める点が「GTR」という名詞が持つ特徴といえるでしょう。
それでは、「GTR」の名を持ったモデルを3台紹介します。
1台目の「GTR」は、1985年にフルモデルチェンジした2代目RX-7ことFC3S型「アンフィニ(マツダ)サバンナRX-7 GT-R」です。

RX-7は小型軽量でありながら高出力を発揮できるロータリーエンジンを搭載したファストバッククーペです。
2代目RX-7では、初代に搭載された1.2リッターの12Aロータリーエンジンから、新開発の1.3リッターの13Bロータリーターボエンジンに換装され最高出力は185馬力まで強化。
向上したパワーを受け止めるリアサスペンションは、セミトレーリングアーム式マルチリンクが採用された4輪独立懸架となりました。
レブリミットの存在を忘れるほど滑らかなロータリーエンジン特有の回転フィールと、軽量なロータリーエンジンによる鋭いハンドリングが備わった2代目RX-7は、当時のハイスペックロードカーと呼ぶに相応しい性能と言えるでしょう。
ただし「GT-R」は中間グレードの位置づけで、より軽量なアルミボンネットなどを装備した高性能グレードには「GT-X」の名前がつけられていました。
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