サーキットと公道の二刀流!? スポーツ走行もツーリングもこなす守備範囲の広い「ミドルスーパースポーツ」バイク3選
100馬力もあれば十分に速い
スーパースポーツ、あるいはスーパーバイク(SS)の花形は1000ccクラスです。

実際にレースで使用され、そこで“勝つ”ための機能性を極限まで追求しデザインされた車体は、サーキットはもちろん高速道路でもワインディングでもどこでも人目を引きます。
しかし1000ccのSSはそれがネガティブ要素にもなります。速さに特化しているあまり、公道で必要な機能性は切り捨てられているのです。
エンジンのパワー・トルクバンドはもちろん、前傾がきつくシート高も嵩むライディングポジションは、300km/hに及ぶ領域でライバルに打ち勝つためのセッティング。公道ではまず使用できない領域です。
“SSは公道で乗りづらい”といわれるのは、ある意味当然といえるのです。もちろん最新のSSは値段もかなり張ります。
“それでもSSに乗りたい”、“SSでも快適にツーリングしたい”、“レースはしないけどサーキットは走りたい”のであれば、1000ccから目線を下げて600cc界隈のミドルクラスに注目してはいかがでしょうか。
ホンダがラインナップするミドルクラスのモデル「CBR650R」は、バランスの取れたSSと言えます。

エンジンは、648ccの水冷直列4気筒DOHCで、最高出力70kW(95PS)/12000rpm・最大トルク63Nm(6.4kgm)/9500rpmを発揮します。
1000ccのSSの半分のスペックですが、バイクで100PSもあれば十分に速いと言えます。
そして最高出力の発生回転数が1万2000rpmと高回転であることも注目点です。4気筒エンジンらしいカン高いサウンドを聞けるでしょう。
さらにCBR650Rには、クラッチ操作を完全自動化した「Honda E-Clutch」搭載モデルも登場しました。
ギア変速はライダーが行うもののクラッチレバーを握る必要がなく操作がラクになります。サーキット走行でも操作が単純化されるので、より走りに集中できるでしょう。
またクラッチレバーは従来のまま装着されているので、自動に違和感があればマニュアルモードを選択して従来通りの変速操作が可能です。
ちなみにCBR650Rのボディサイズは、全長2120×全幅750×全高1145mmで、ホイールベースが1450mm、シート高が810mmで、車重が209kg(E-クラッチ車:211kg)となっています。
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