「お、大きい…」フォルクスワーゲン新型「パサート」発売 9代目となった新・ロングセラーワゴンはどう進化?
1.5ガソリン、2.0ディーゼルに加えPHEV「eハイブリッド」を用意
フォルクスワーゲンジャパンは2024年11月25日、VW新型「パサート」を日本で発売しました。
新型パサートはどのように進化したのでしょうか。

パサートは、フォルクスワーゲン(以下、VW)のミドルクラス セダン&ワゴンです。
1973年に初代が発売されて以来、50年以上の歴史を誇るロングセラーモデルで、今までにVWとしては、あの「ビートル(初代)」を超える3400万台以上が販売されてきました。
今回の新型でパサートは9代目になります。今まではセダンとワゴンがラインナップされていましたが、主要マーケットである欧州市場のトレンドにより、新型はワゴンボディ専用モデルになりました。
日本では2024年7月3日に日本初公開され、9月より予約注文を受付していました。
新型パサートは、革新的な技術基盤である「MQBエボ」アーキテクチャーを採用して、従来のアダプティブシャシコントロール“DCC”は、”DCC プロ”へと大幅に進化しました。
さらに“DCC プロ”と電子制御ディファレンシャルロック(XDS)を高度に協調制御する”ビークル・ダイナミクス・マネージャー”をVWとして初採用し、走行状況に応じて4輪独立で可変制御することで、ステアリングレスポンスを高めています。
ボディサイズは、全長4915mm×全幅1850mm×全高1500mm、ホイールベースは2940mmと、ひとクラス上のセグメントに相当するボディにまで拡張され、パサート史上最大の大きさになりました。
ホイールベースは50mm延長されてリアシートの居住性が向上し、多人数乗車でも快適に過ごすことができます。ラゲッジスペースはリアシートバックを倒せば最大1920Lにもなり、日本のステーションワゴンとしては最大級の広さを誇ります。
搭載するパワートレインは、最高出力150馬力・最大トルク250Nmを発生する1.5L eTSI マイルドハイブリッド(FWD)と、193馬力/400Nmを発生する2.0L TDI クリーンディーゼル+フルタイム4WDの4モーションに加えて、日本のVW車では唯一となるプラグインハイブリッドの「eHybrid」をラインナップします。
eHybridは、1.5L eTSI エンジンをベースに電気モーターを組み合わせて、システム総合で150kWと350Nm(欧州公表値)を発生します。駆動用バッテリーの容量は19.7kWhで、フル充電なら120km超(WLTC、欧州計測値)のEV走行が可能です。
新型パサートの消費税込みの車両価格は以下のとおりです。
・eTSI Elegance Basic:524万8000円
・eTSI Elegance:553万円
・eTSI R-Line:576万4000円
・TDI 4MOTION Elegance:622万4000円
・TDI 4MOTION R−Line:645万8000円
・eHybrid Elegance:655万9000円
・eHybrid R-Line:679万4000円
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