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群馬県太田市へ本社を移転した日本ミシュランタイヤ 移転1周年でわかったさまざまな“進化”とは

移転して1周年 社内に起きた大きな3つの「進化」

「進化」の1つめは、人の尊重ということで、部署横断型意見交換会や快適なオフィスをつくるための勉強会などを実施し、部署間協業の活性化が進んでいることです。

 社員300人が参加した「ワクワクフェスティバル」などさまざまなイベントを行い、どの部門がどんなことをやっているのかを互いに知ることで、キャリアパスが広がっているといいます。これによって「集合知」を結集した意思決定ができるようになっていることは大きな進化だと感じます。

タイヤメーカーのオフィスとは思えないくらいおしゃれな空間が広がる日本ミシュランタイヤ本社
タイヤメーカーのオフィスとは思えないくらいおしゃれな空間が広がる日本ミシュランタイヤ本社

「進化」の2つめは利益の尊重ということで、2024年の物流問題に群馬大学や近隣企業と産官学で取り組み、成果を確認できたこと。CO2排出量を見える化し、自動リポート生成によって整備作業者と運行管理者の間で同じ認識が持てるようにしました。

 繁忙期前の計画的なタイヤ購入や交換につなげる可能性や、緻密な管理で効率的に摩耗末期まで使い切ることの重要性を示しています。これによって、人にも地球にもやさしいソリューションを可能にできることを確認したとのこと。

「進化」の3つめは地球への尊重で、持続可能な事業展開への取り組みを社内だけにとどまらず、地域の子どもや学生、企業や自治体とともに広げていけることです。地域とのつながりが増え、人材育成やボランティア活動に取り組むことで、ダイバーシティとインクルージョン、サステナビリティへの意識が着実に高まっているといいます。

 また、移転前にはなかったという「ビジネス以外での協業」が行われたことも進化のひとつです。同じ群馬県太田市に拠点を置く自動車メーカーの「SUBARU」から、日本ミシュランタイヤのイベントへの応援参加やフォーラムでのトークセッションなどがあり、そのような取り組みを今後も積極的に行っていきたいと須藤社長は語りました。

よりよい製品は“快適な職場環境”から生まれる

 続いて人事部 デベロップメントパートナーの武内良憲氏より、新しい働き方に関する社内アンケート結果が発表されました。移転前の働き方と比較した満足度や、ワークライフバランス、設備や環境などについて、すべての質問で半数以上が「満足・非常に満足」と回答。

 とくに、勤務形態が部署・個人に任される現在の働き方に関して「上司から信頼されていると感じられる」「自身の業務マネジメントスキルを成長させる機会になる」といったポジティブな回答が多かったことが印象的でした。

小上がりのような和室もあり、日本人にはホッとひと息つける場所、海外から来日した人には日本文化に触れてもらえるようなスペース
小上がりのような和室もあり、日本人にはホッとひと息つける場所、海外から来日した人には日本文化に触れてもらえるようなスペース

 こうした快適な職場環境を整えるプロジェクトはまだまだ進行中であり、PARK棟の活用や、信頼された社員が自主性をもってコラボレーションを広げていくという「ABW(Activity based working)」を用いることで、今後も進化し続けていくことが、武内氏より語られました。

 発表後にはPARK棟の見学ツアーがあり、実際に2階やテラスまで見てまわることができましたが、こんなに開放的で視界と風通しのいい建物は見たことがないと感じたほどです。おいしいコーヒーがいつでも入れられるカフェスペースがあり、複数人でワイワイと話したいときはもちろん、ひとりで考えごとをしたい時にもぴったりのスペースもあるところがとても魅力的に感じます。

「群馬から世界へ」という言葉の通り、社員ひとりひとりが生き生きと豊かな日々を育むところから、私たちユーザーに届く製品がよりよくなり、その結果、自動車業界をリードする企業としてのさらなる成長も望めるのではないでしょうか。

Gallery 【画像】タイヤメーカーのオフィスに見えない! 日本ミシュランタイヤの超オシャレなオフィスを見る(22枚)
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