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レクサスLBXのライバル!? アルファ ロメオ「ジュニア」が欧州で2万台超えの注文! 日本上陸も間近?

日本の道路にもフィットするサイズ感

 アルファ ロメオは、新型コンパクトSUV「ジュニア」が欧州市場で発売され、わずか数週間で2万2000台以上の注文を獲得したと発表しました。

アルファ ロメオ「ジュニア」は、近々日本とオーストラリアでもデビューする予定です
アルファ ロメオ「ジュニア」は、近々日本とオーストラリアでもデビューする予定です

 同社によるとジュニアのEVモデルの比率は21%に達しています。この予想を大きく上回る成功により、アルファ ロメオはさらなる自信を深めており、日本市場への投入も目前に迫っています。

 ジュニアは、アルファ ロメオのスポーティなDNAと電動化技術を融合したコンパクトSUVです。全長4173mm×全幅1781mm×全高1505から1535mmというサイズは、日本の道路事情にも適しており、取り回しのしやすさが期待できます。パワートレインは、280馬力または156馬力のBEV、そして136馬力のハイブリッド(Q4モデルは四輪駆動)と、多彩な選択肢が用意されています。

 特にハイブリッドモデルでは、1.2リッターターボエンジンと2つの電気モーターを組み合わせた48Vハイブリッドシステムを採用しています。前後に配置されたモーターが最適なトラクションを提供し、悪路や低グリップの状況でも高い走行性能を発揮します。さらに、アルファロメオ独自の「パワーループテクノロジーシステム」により、バッテリー残量が少なくても全輪駆動の性能を維持できるのが特徴です。

 ジュニアの人気を支えているのは、そのパフォーマンスだけではありません。アルファロメオの「DNAセレクター」による4つの走行モード(ダイナミック、ナチュラル、Q4、アドバンスド エフィシェンシー)が搭載されており、シーンに応じた最適なドライビングが可能です。また、最新世代のコネクティビティ機能や先進安全装備も充実し、利便性と安全性を兼ね備えたモデルとなっています。

 ジュニアの欧州での好調な販売は、日本市場でも大きな期待を抱かせます。アルファロメオにとって日本は重要な市場のひとつであり、過去にも「ミト」や「ジュリエッタ」などのコンパクトモデルが一定の人気を博してきました。ジュニアのサイズ感やパワートレインの選択肢を考慮すると、日本の都市部でも使いやすく、多くのファンを魅了することは間違いありません。

 アルファ ロメオは、「トナーレ」、「ジュリア」、「ステルヴィオ」といった既存モデルとともに、ジュニアを新たなラインナップの柱として位置づけています。ジュニアの登場により、ブランドの電動化戦略がさらに加速し、コンパクトSUV市場での競争力をいっそう強化することが期待されます。

 日本での発売時期や価格などの詳細はまだ明らかになっていませんが、欧州での成功を考えると、日本市場でも高い関心を集めることは間違いありません。アルファ ロメオファンのみならず、プレミアムコンパクトSUVを求める層にとって、ジュニアは魅力的な選択肢となるでしょう。今後の発表に注目したいです。

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